6月12日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2026年6月12日(金)の米国株式市場は、スペースXの史上最大規模IPOへの注目が集まる中、主要3指数がそろって上昇しました。ダウ平均は353ドル高の0.7%上昇、S&P500は0.5%高、ナスダックは0.3%高となりました。スペースX株はIPO価格を上回り19.22%急騰し、イーロン・マスク氏の資産評価にも大きな影響を与えました。一方、マグニフィセント・セブン関連株は軟調で、資金が大型ハイテク株からスペースXへ向かった可能性が意識されました。半導体株は反発を続け、中東情勢の緊張緩和期待も市場心理を支えました。

以下は、12日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

スペースX(SPCX)

株価変動: +19.22%
詳細: 宇宙開発・AI関連企業です。IPO価格135ドルに対して終値で160.95ドルとなり、上場初日に大きく上昇しました。IPO価格ベースでの評価額は約1.8兆ドルとされ、市場の主役となりました。

テラダイン(TER)

株価変動: +5.72%
詳細: 半導体検査装置などを手がける企業です。ナスダック100への採用が発表され、AI・半導体関連銘柄の一角として買われました。

コアウィーブ(CRWV)

株価変動: +5.02%
詳細: AIクラウドインフラ企業です。ナスダック100への採用が発表され、AIインフラ関連株として買われました。

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)

株価変動: +4.73%
詳細: 半導体大手です。シティが投資判断を「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価も460ドルから575ドルへ引き上げたことで上昇しました。

ネビウス・グループ(NBIS)

株価変動: +4.55%
詳細: AIクラウド関連企業です。ナスダック100への採用が発表され、AIインフラ需要への期待から上昇しました。

テスラ(TSLA)

株価変動: +1.82%
詳細: 電気自動車大手です。スペースXの上場を受け、イーロン・マスク氏関連銘柄として買われました。スペースXとテスラの企業価値比較にも市場の関心が集まりました。

レナー(LEN)

株価変動: -4.90%
詳細: 米住宅建設大手です。第2四半期の売上高が市場予想を下回り、住宅市場の低迷が続いていることが嫌気されました。

アドビ(ADBE)

株価変動: -6.76%
詳細: クリエイティブソフトウェア大手です。第2四半期決算は市場予想を上回り、通期見通しも引き上げましたが、CFOのダン・ダーン氏がマーベル・テクノロジーへ移籍することが嫌気されました。

ロケット・ラブ(RKLB)

株価変動: -10.79%
詳細: 小型ロケット打ち上げ企業です。ナスダック100への採用が発表されたものの、スペースX上場をきっかけに宇宙関連株全体で「材料出尽くし」の売りが広がりました。

エコスター(SATS)

株価変動: -10.97%
詳細: 衛星通信関連企業です。スペースXに周波数を売却し、対価としてスペースX株の約2%を受け取る契約を結んでいるため、スペースXの代理銘柄と見られてきました。しかし、スペースX上場当日は大きく売られました。

シャロンAIホールディングス(SHAZ)

株価変動: -12.85%
詳細: オーストラリアのクラウドインフラ企業です。エヌビディアとの6年間のデータセンター容量拡大契約を発表しましたが、終値ベースでは大きく下落しました。

ASTスペースモバイル(ASTS)

株価変動: -15.53%
詳細: 衛星通信ネットワークを手がける企業です。スペースX上場を受け、宇宙関連株に売りが広がる中で大幅に下落しました。

ファイアフライ・エアロスペース(FLY)

株価変動: -19.05%
詳細: 打ち上げインフラ関連企業です。スペースXの上場をきっかけに宇宙関連株へ売りが広がり、同社株も大幅に下落しました。

*過去記事 株価変動

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