9月15日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2026年9月15日(火)の米国株式市場は、原油価格の上昇と翌日のFOMCを前に売りが優勢となりました。ダウ平均は328ドル安の0.63%下落、S&P500は0.45%安、ナスダック総合は0.78%安でした。WTI原油は4.4%上昇して1バレル105.83ドル、ブレント原油も2.9%高の108.75ドルとなり、いずれも5月19日以来の高値を記録しました。インフレ再加速への警戒から米10年債利回りは4.99%まで上昇し、2007年7月以来の高水準となりました。市場ではFRBが0.25ポイントの利上げを実施するとの見方が広がっています。

以下は、15日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

スカイワークス・ソリューションズ(SWKS)

株価変動: +13.55%
詳細: アップル向け半導体部品を手掛ける企業です。コルボとの合併が近く完了するとの期待が続き、S&P500構成銘柄で上昇率首位となりました。

フォージェント・パワー・ソリューションズ(FPS)

株価変動: +9.50%
詳細: データセンター向け配電設備などを手掛ける企業です。四半期売上高が前年同期比94%増となり、受注残が30億ドルに達するなど、AIデータセンター需要の強さが好感されました。

コルボ(QRVO)

株価変動: +9.34%
詳細: スマートフォン向け高周波半導体を手掛ける企業です。合併相手のスカイワークスが急騰するなか、合併完了への期待から連れ高となりました。

アプライド・エアロスペース&ディフェンス(AADX)

株価変動: +4.81%
詳細: 航空宇宙・防衛向け部品を手掛ける企業です。グッゲンハイムが「買い」で新規カバレッジを開始し、目標株価30ドルを設定したことが好感されました。

シエナ(CIEN)

株価変動: +4.62%
詳細: 光通信ネットワーク機器を手掛ける企業です。前日のAI関連株急落から買い戻しが入り、AIデータセンター向け高速通信需要への期待も株価を支えました。

クアルコム(QCOM)

株価変動: +4.25%
詳細: スマートフォン向け半導体や通信技術を手掛ける企業です。AWSとの提携によるAIデータセンター事業の拡大期待や半導体株への買い戻しが追い風となりました。

バレロ・エナジー(VLO)

株価変動: +3.66%
詳細: 石油精製を主力とするエネルギー企業です。原油価格の上昇を背景にエネルギー株が買われました。

クラウドストライク・ホールディングス(CRWD)

株価変動: +3.02%
詳細: クラウド型サイバーセキュリティを手掛ける企業です。ソフトウェア株の一部に利益確定売りが出るなか、サイバーセキュリティ株への買いが続きました。
*関連記事「AI相場の次はサイバーセキュリティ JPモルガンが選ぶ「本命5銘柄」

オキシデンタル・ペトロリアム(OXY)

株価変動: +2.81%
詳細: 石油・天然ガスを手掛けるエネルギー企業です。原油価格の上昇を受けて買われました。

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)

株価変動: +2.19%
詳細: CPUやGPUを手掛ける半導体大手です。前日のAI開発減速懸念による急落から買い戻しが入り、AI投資への過度な警戒がやや後退しました。

オクタ(OKTA)

株価変動: +2.15%
詳細: ID・アクセス管理を手掛けるサイバーセキュリティ企業です。AIの普及に伴うセキュリティ需要拡大への期待が続き、前日の大幅高に続いて上昇しました。
*関連記事「AI相場の次はサイバーセキュリティ JPモルガンが選ぶ「本命5銘柄」

コヒレント(COHR)

株価変動: +1.76%
詳細: 光通信部品やレーザーを手掛ける企業です。AI関連株の急落後に買い戻しが入りました。

デル・テクノロジーズ(DELL)

株価変動: +1.73%
詳細: PCやAIサーバーなどを手掛けるIT大手です。AIインフラ投資が引き続き堅調との見方から、データセンター関連株への買い戻しが入りました。

サンディスク(SNDK)

株価変動: -1.36%
詳細: NAND型フラッシュメモリーを手掛ける企業です。半導体株の一部が反発するなか、株価は軟調となりました。

ワークデイ(WDAY)

株価変動: -1.82%
詳細: 人事・財務管理向けクラウドソフトウェアを提供する企業です。前日の上昇を受けた利益確定売りに押されました。

スペースX(SPCX)

株価変動: -3.15%
詳細: ロケット打ち上げや衛星通信サービス「スターリンク」を展開する企業です。今後も段階的なロックアップ解除が続くことから、既存株主による潜在的な売り圧力が警戒されました。

ロビンフッド・マーケッツ(HOOD)

株価変動: -3.39%
詳細: 株式や暗号資産のオンライン取引サービスを提供する企業です。暗号資産規制法案「CLARITY Act」の採決が上院で進まず、規制明確化の遅れが懸念されました。

ストラテジー(MSTR)

株価変動: -5.36%
詳細: 大量のビットコインを保有する企業です。「CLARITY Act」の上院での前進が阻まれ、暗号資産市場の規制不透明感が強まったことで売られました。

アクソン・エンタープライズ(AXON)

株価変動: -9.81%
詳細: テーザー銃やボディカメラ、警察向けソフトウェアを提供する企業です。10億ドルの債券発行計画が嫌気され、S&P500構成銘柄で下落率首位となりました。

コインベース・グローバル(COIN)

株価変動: -10.10%
詳細: 米国最大級の暗号資産取引所を運営する企業です。「CLARITY Act」の上院手続き採決が必要な60票に届かず、年内成立への期待が大きく後退したことが売り材料となりました。

サークル・インターネット・グループ(CRCL)

株価変動: -11.45%
詳細: ステーブルコイン「USDC」を発行する企業です。「CLARITY Act」が上院手続き採決で必要な60票を確保できず、暗号資産規制の明確化が先送りされるとの懸念から急落しました。

エノバ・インターナショナル(ENVA)

株価変動: -23.37%
詳細: オンライン融資を手掛ける金融サービス企業です。グラスホッパー・バンコープ買収に関する規制当局への申請を取り下げたことで急落しました。

*過去記事 株価変動

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