2026年8月27日(木)の米国株式市場は、エヌビディアの好決算を受けてハイテク株が大きく上昇しました。ナスダック総合は1.57%高、S&P500は0.72%高、ダウ平均は105.56ドル高の0.20%上昇しました。エヌビディアは大幅高となり、一時は同社だけの時価総額増加額がS&P500全体の増加額を上回る場面もありました。セールスフォースも好決算を背景に急騰し、ソフトウェア株が上昇しました。一方、市場の関心は次の材料となるジャクソンホール会議に移っており、ウォーシュFRB議長の講演内容が今後の相場を左右するとみられています。
以下は、27日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。
オクタ(OKTA)
株価変動: +28.63%
詳細: ID管理・認証を中心とするサイバーセキュリティ企業です。四半期の売上高と利益が市場予想を上回りました。AI普及によってオンライン環境のセキュリティ需要が高まるとの期待から急騰しました。
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セールスフォース(CRM)
株価変動: +22.58%
詳細: 顧客管理ソフトウェア大手です。第2四半期決算が市場予想を上回ったことに加え、アンソロピックとの提携拡大を発表しました。AI事業の成長期待が高まり、大幅高となりました。
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クラウドストライク・ホールディングス(CRWD)
株価変動: +20.50%
詳細: クラウド型サイバーセキュリティ大手です。第2四半期決算が市場予想を上回り、ジョージ・カーツCEOが「同社史上最高の四半期」と評価したことで成長期待が高まりました。
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ヴィーバ・システムズ(VEEV)
株価変動: +15.20%
詳細: ライフサイエンス業界向けクラウドサービスを提供する企業です。四半期決算が市場予想を上回り、通期利益見通しもウォール街の予想を大きく上回る水準へ引き上げました。約20社のアナリストが目標株価を引き上げたことも買い材料となりました。
サービスナウ(NOW)
株価変動: +10.04%
詳細: 企業向けクラウド型ワークフローやIT管理ソフトウェアを提供する企業です。セールスフォースの好決算とAI事業の成長が、企業向けソフトウェア全体への安心感につながり、買いが広がりました。
エヌビディア(NVDA)
株価変動: +8.74%
詳細: AI半導体大手です。第2四半期決算が市場予想を上回り、2028会計年度についても強い売上成長を見込む見通しを示しました。AI需要の堅調な拡大が続くとの期待から大幅高となりました。
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ニュータニックス(NTNX)
株価変動: +6.81%
詳細: クラウドコンピューティングやハイパーコンバージド・インフラを提供する企業です。第4四半期決算が市場予想を上回りました。受注の拡大が今後の売上高に反映されるとの期待から、キー・バンクは目標株価を75ドルから79ドルへ引き上げました。
データドッグ(DDOG)
株価変動: +6.70%
詳細: クラウド環境の監視・分析プラットフォームを提供する企業です。直近の決算後に利益確定売りで下落していたことから押し目買いが入りました。クラウド監視やAIワークロードに対する企業需要が引き続き強いとの期待も株価を支えました。
パランティア・テクノロジーズ(PLTR)
株価変動: +4.75%
詳細: AIを活用したデータ分析ソフトウェアを政府機関や企業向けに提供しています。ウィリアム・ブレアがアウトパフォーム評価を維持し、米国防総省で利用されるMaven Smart Systemの年間売上高が10億ドル規模へ成長する可能性を指摘しました。米政府・防衛分野での契約拡大と企業向けAI需要の強さが買い材料となりました。
ブロードコム(AVGO)
株価変動: +4.49%
詳細: 半導体やネットワーク製品、インフラソフトウェアを手掛ける企業です。エヌビディアの好決算を受けてAI半導体関連株全体に買いが広がりました。ハイパースケーラー向けのカスタムAIアクセラレーターや高速ネットワーク製品を供給しているため、AIインフラ投資拡大の恩恵を受けるとの期待が高まりました。
スノーフレーク(SNOW)
株価変動: +4.29%
詳細: クラウド型データプラットフォームを提供する企業です。企業のクラウド需要とAI機能の利用拡大に対する期待が株価を押し上げました。AIアプリケーション向けのデータ基盤としての成長性が改めて評価されたことも買い材料となりました。
ダラー・ゼネラル(DG)
株価変動: +2.53%
詳細: 米国でディスカウントストアを展開する小売大手です。四半期利益が市場予想を上回ったほか、通期利益見通しを引き上げたことが好感されました。
IBM(IBM)
株価変動: +3.86%
詳細: AI、クラウド、メインフレームなど法人向けITサービスを展開する企業です。IBM ZとLinuxONE向けの次世代プロセッサーを発表し、Armネイティブ・アプリケーションをIBMのメインフレームやサーバーで実行可能にする計画を示しました。企業向けコンピューティング基盤の選択肢拡大への期待に加え、テクノロジー株全体への買いも追い風となりました。
マイクロソフト(MSFT)
株価変動: +1.75%
詳細: クラウドやAI、ソフトウェア事業を展開する大手テクノロジー企業です。エヌビディアの好決算を受けてAI需要の持続性への期待が高まり、株価が上昇しました。
マーベル・テクノロジー(MRVL)
株価変動: -1.49%
詳細: データセンター向け半導体やネットワーク製品を手掛ける企業です。エヌビディア決算を受けてAI関連株への買いが広がる一方、同日引け後に予定されていた決算発表を前に株価が下落しました。
アマゾン(AMZN)
株価変動: -1.54%
詳細: EコマースとクラウドサービスAWSを展開する大手テクノロジー企業です。ハイテク株全体が上昇する中でも売りに押され、株価は下落しました。
HP(HPQ)
株価変動: -2.92%
詳細: パソコンやプリンターを手掛ける大手ハードウェア企業です。第3四半期の販売台数が市場の期待を下回ったほか、メモリーチップ価格の急騰によるコスト上昇への警戒も株価の重荷となりました。
ダラー・ツリー(DLTR)
株価変動: -3.92%
詳細: 米国のディスカウントストア大手です。業績見通しがウォール街の期待に届かなかったことから売りが優勢となりました。
ホーメル・フーズ(HRL)
株価変動: -10.25%
詳細: 加工食品を手掛ける食品大手です。第3四半期の純売上高が減少し、通期業績見通しを引き下げました。七面鳥の原材料価格低下やプライベートブランドのスナックナッツ価格低下が業績の重荷となり、大幅安となりました。
*過去記事 株価変動
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