3月11日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2026年3月11日(水)の米国株式市場は、中東情勢を背景とした原油価格の急騰が相場全体を左右する展開となりました。ダウ平均は289ドル安の0.6%安、S&P500は0.1%安と下落し、一方でナスダック総合指数はオラクルの好決算を支えに0.1%高と小幅に上昇しました。2月の消費者物価指数は落ち着いた内容だったものの、市場の関心はインフレ指標よりも原油動向に集中。WTI原油は4.6%高、ブレント原油は4.8%高で取引を終え、FRBの利下げ観測にも影響を与えました。

以下は、11日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

ネビウス・グループ (NBIS)

株価変動: +16.14%
詳細: AIクラウド企業。エヌビディアとの戦略提携を発表し、その中に20億ドルの出資が含まれていたことから、成長期待が一気に高まり株価が急騰しました。
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サーブ・ロボティクス (SERV)

株価変動: +10.13%
詳細: 配達ロボットを手がける企業。第4四半期売上高が90万ドルとなり、前年同期比400%増という大幅な成長を示したことが好感され、株価が上昇しました。
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オラクル (ORCL)

株価変動: +9.18%
詳細: クラウドコンピューティング大手。2026年度第3四半期の売上高と利益が市場予想を上回り、さらに今四半期の見通しもおおむね期待に沿う内容だったことが好感され、株価が上昇しました。
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ユニファースト (UNF)

株価変動: +6.58%
詳細: ユニフォームや作業着を手がける企業。競合のシンタスによる1株310ドル、企業価値55億ドルの買収合意が発表され、買収価格にサヤ寄せする形で株価が上昇しました。

スプリンクラー (CXM)

株価変動: +6.05%
詳細: 顧客体験管理ソフトを提供する企業。四半期売上高が2億2,060万ドル、サブスクリプション売上高が1億9,340万ドルと堅調な内容だったことを受け、株価が上昇しました。

ウーバー・テクノロジーズ (UBER)

株価変動: +3.61%
詳細: 配車サービス大手。アマゾン傘下の自動運転企業ズークスと提携し、年内にラスベガスでUberアプリを通じたロボタクシー展開を始めると発表したことが材料視され、株価が上昇しました。

ブルー・アウル・キャピタル (OWL)

株価変動: -4.65%
詳細: オルタナティブ資産運用会社。JPモルガンによるプライベートクレジット向け融資制限の報道が嫌気され、同業として売りが広がりました。

アレス・マネジメント (ARES)

株価変動: -4.80%
詳細: オルタナティブ資産運用会社。JPモルガン・チェースが一部のプライベートクレジットファンド向け融資を制限するとの報道を受け、業界への逆風が意識され株価が下落しました。

エアロバイロンメント (AVAV)

株価変動: -6.25%
詳細: ドローン製造会社。第3四半期の調整後利益が市場予想に届かず、通期見通しも引き下げたことが嫌気され、株価が下落しました。

キャンベルズ (CPB)

株価変動: -7.05%
詳細: 加工食品大手。第2四半期決算で売上高と利益が市場予想を下回り、加えて会社見通しもウォール街の期待に届かなかったことから、株価が売られました。

フェア・アイザック (FICO)

株価変動: -9.33%
詳細: クレジットスコア「FICO」で知られる分析ソフト会社。2034年満期のシニアノート10億ドル分を私募で発行する計画を明らかにし、資金調達に伴う財務負担への警戒感から株価が下落しました。

コスモス・エナジー (KOS)

株価変動: -16.60%
詳細: 石油・ガス開発会社。9,750万株を1株1.90ドルで売り出す増資を発表し、調達資金を負債返済に充てる方針を示したものの、希薄化懸念から株価が急落しました。

*過去記事 株価変動

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