2月27日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2026年2月27日(金)の米国株式市場は、金融・ソフトウェア株の下落を背景に主要指数が下落しました。ダウ平均は522ドル安となったものの、月間では10カ月連続の上昇を維持しました。S&P500は0.5%安、ナスダックは0.9%安でした。ロンドンの金融企業破綻によるプライベートクレジット懸念や、ブロックの大規模人員削減、AIによる雇用不安が投資家心理を圧迫しました。一方で10年債利回りは3.96%へ低下し、相場を一定程度下支えしました。

以下は、27日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

デル・テクノロジーズ (DELL)

株価変動: +21.93%
詳細: サーバーやネットワーク機器などを提供するITインフラ企業。AI向けサーバー需要の拡大を背景に第4四半期決算が市場予想を上回り株価が急騰しました。
*関連記事「デル株12%急騰!AIインフラ企業へ進化した決算の衝撃

パラマウント・スカイダンス (PSKY)

株価変動: +20.84%
詳細: 映画・テレビ制作および配信事業を展開するメディア企業。ワーナー資産の入札で優位な提案が評価され株価が上昇しました。
*関連記事「ネットフリックスは「敗者」ではない:ワーナー買収撤退で株価急騰した本当の理由

ブロック (XYZ)

株価変動: +16.82%
詳細: SquareやCash Appを展開するフィンテック企業。AI活用による効率化を理由に約40%の人員削減とガイダンス引き上げを発表し株価が上昇しました。
*関連記事「株価24%爆上げの裏側。ブロックがAIで従業員を半分にする「攻め」の決断

ネットフリックス (NFLX)

株価変動: +13.75%
詳細: 世界最大級の動画配信サービス企業。ワーナー・ブラザース・ディスカバリー買収の入札競争から撤退し、過大買収懸念が後退したことが評価されました。
*関連記事「ネットフリックスは「敗者」ではない:ワーナー買収撤退で株価急騰した本当の理由

MARAホールディングス (MARA)

株価変動: +5.80%
詳細: ビットコイン採掘を主力とする暗号資産関連企業。AIデータセンター開発に関する提携が材料となり株価が上昇しました。

NCRアトレオス (NATL)

株価変動: +5.76%
詳細: ATMおよび現金管理ソリューションを提供する金融インフラ企業。Brink’sによる買収発表が株価の上昇材料となりました。

インテュイット (INTU)

株価変動: +3.70%
詳細: TurboTaxやQuickBooksなどの会計・税務ソフトを提供する企業。決算は好調だったものの弱いガイダンスで上昇幅は限定的となりました。

エヌビディア (NVDA)

株価変動: -4.16%
詳細: AI向けGPUで市場をリードする半導体企業。好決算後の利益確定売りが続き株価が下落しました。
*関連記事「「好決算でも急落」が示唆するエヌビディアの新たなフェーズ —— 市場の期待値と将来性を読み解く

ロケット・ラブ (RKLB)

株価変動: -4.89%
詳細: 小型ロケット打ち上げサービスを展開する宇宙関連企業。決算は堅調だったものの株価の大幅上昇後の利益確定売りが優勢となりました。

イオンキュー (IONQ)

株価変動: -6.14%
詳細: 量子コンピューターの開発を手掛ける先端テクノロジー企業。前日の急騰後の利益確定売りにより株価が下落しました。

ディーウェーブ・クオンタム (QBTS)

株価変動: -6.75%
詳細: 量子コンピューター技術を開発する企業。決算後の上昇の反動で利益確定売りが優勢となりました。

Zスケーラー (ZS)

株価変動: -12.17%
詳細: クラウド型サイバーセキュリティサービスを提供する企業。好決算にもかかわらずAIによるソフトウェア業界の競争激化懸念で株価が下落しました。

フラッター・エンターテインメント (FLUT)

株価変動: -13.80%
詳細: FanDuelを傘下に持つオンラインスポーツベッティング企業。決算と米国事業見通しが市場予想を下回り株価が下落しました。

デュオリンゴ (DUOL)

株価変動: -14.01%
詳細: 語学学習アプリを提供する教育テック企業。ユーザー成長を優先する戦略により短期的な売上成長鈍化が懸念され株価が下落しました。

コアウィーブ (CRWV)

株価変動: -18.51%
詳細: AI向けクラウド・GPUインフラを提供する企業。第4四半期の赤字拡大と弱いガイダンスが失望売りを招きました。
*関連記事「株価急落の真相:コアウィーブ決算が示した「AIインフラ王者」の光と影

サンラン (RUN)

株価変動: -35.11%
詳細: 米国の住宅向け太陽光発電(ソーラーパネル)と蓄電池の販売・設置サービスを手掛ける再生可能エネルギー企業。第4四半期決算は市場予想を上回ったものの、2026年通期見通しが投資家期待を下回り先行き懸念から株価が急落しました。

*過去記事 株価変動

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