4月8日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2026年4月8日(水)の米国株式市場は、米国とイランの不安定ながらも停戦合意が成立したことを好感し、主要3指数が大幅上昇しました。ダウ平均は1,325ドル高の2.9%、S&P500は2.5%高、ナスダック総合は2.8%高でした。一方、原油価格は急落し、WTIは16%安、ブレント原油も大きく下落。市場では停戦の先行きに慎重な見方も残るものの、株式市場はリスク後退を強く織り込む展開となりました。

以下は、8日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

RPMインターナショナル (RPM)

株価変動: +12.42%
詳細: 塗料、シーリング材、建材などを製造する多角化メーカーです。第3四半期決算が市場予想を上回り、第4四半期の売上見通しも堅調だったことから大きく買われました。

カーニバル (CCL)

株価変動: +11.23%
詳細: クルーズ運営大手です。イラン情勢を背景とした燃料コスト上昇への懸念で売られていましたが、米国とイランの2週間の停戦合意を受けて旅行関連株が買い戻され、株価が急騰しました。

サンディスク (SNDK)

株価変動: +9.86%
詳細: NAND型フラッシュメモリーなどを手がける半導体企業です。中東リスク後退による半導体株高の流れを受けて、マイクロンなどとともに大きく上昇しました。

マイクロン・テクノロジー (MU)

株価変動: +7.72%
詳細: 米メモリ半導体大手です。中東情勢の緩和によって半導体のサプライチェーン混乱懸念が後退し、半導体株全体の上昇に連れて買われました。

メタ・プラットフォームズ (META)

株価変動: +6.50%
詳細: フェイスブックやインスタグラムを運営するIT大手です。新たな大規模言語モデル「Muse Spark」を発表し、同社のAIチャットボットや関連機能に活用する方針が好感されました。
*関連記事「メタ株急騰の背景 新AIモデル「Muse Spark」が示した戦略転換

デルタ航空 (DAL)

株価変動: +3.75%
詳細: 米大手航空会社です。第1四半期決算で売上と利益が市場予想を上回り、燃料コスト上昇の逆風がありながらも需要の強さが確認されたことで買われました。

スーパー・マイクロ・コンピューター (SMCI)

株価変動: +3.09%
詳細: AIサーバーを手がけるサーバーメーカーです。輸出規制違反を巡るチップ密輸問題について、社内調査計画を示したことが材料視されました。

エヌビディア (NVDA)

株価変動: +2.23%
詳細: AI向けGPUで世界をリードする半導体大手です。中東情勢の落ち着きで半導体供給網への懸念が和らぎ、関連銘柄とともに上昇しました。

ライオンデルバセル・インダストリーズ (LYB)

株価変動: -7.53%
詳細: 化学品大手です。中東情勢の緊張で買われていた商品化学株に利益確定売りが出て、停戦合意をきっかけに大きく下落しました。

APA (APA)

株価変動: -9.80%
詳細: 石油・ガスの探鉱開発を手がけるエネルギー企業です。停戦合意を受けて原油価格が下落し、エネルギー株全体に売りが広がるなかで大きく下落しました。

*過去記事 株価変動

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