1月22日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2026年1月22日(木)の米国株式市場は、トランプ大統領によるグリーンランドを巡る関税威嚇が後退したことで、押し目買いが入り全面高となりました。ナスダックは0.9%上昇し、小型株指数ラッセル2000も0.7%高で史上高値圏に到達。S&P500とダウ平均もともに0.6%上昇しました。特に小型株はS&P500を14営業日連続でアウトパフォームしており、1996年以来の長期優位となっています。市場ではリーダーシップが大型株から小型株へ移行しつつあるとの見方が強まっています。

以下は、22日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

アリスタ・ネットワークス (ANET)

株価変動: +8.74%
詳細: データセンター向け高速ネットワーク機器を提供する米国企業です。AI向けバックエンドネットワーク需要へのエクスポージャーが高く、買い手の関心が強まっています。

ゲームストップ (GME)

株価変動: +6.69%
詳細: ゲームソフト販売を主力とする米国の小売企業です。会長のライアン・コーエン氏が50万株を追加購入したことがSEC提出資料で明らかになりました。

カーマン・ホールディングス (KRMN)

株価変動: +6.51%
詳細: 宇宙・防衛向け部品を製造する米国企業です。決算が市場予想を上回り、通期売上見通しも強気だったことが好感されました。

ベンチャー・グローバル (VG)

株価変動: +5.30%
詳細: 液化天然ガス(LNG)を供給する米国企業です。スペインのレプソルとの仲裁で勝訴したことが材料となりました。

エコスター (SATS)

株価変動: +4.46%
詳細: 衛星通信企業です。スペースXがIPOに向けて主幹事証券会社を指名したというニュースが同社株を所有するエコスターの上昇につながりました。
*関連記事「宇宙経済「1.5兆ドル」の時代へ:スペースXのIPO準備とエコスターから読み解く未来のインフラ

テスラ(TSLA)

株価変動: +4.15%
詳細: 電気自動車とエネルギー事業を展開する米国企業です。イーロン・マスクCEOがSNSで明かした、「安全監視員を同乗させない」ロボタクシーの運行を開始したニュースで上昇しました。
*関連記事「テスラ、ついに「真の無人化」へ:ロボタクシーの進展から読み解く未来のシナリオ

モデルナ (MRNA)

株価変動: +4.14%
詳細: mRNA技術を用いた医薬品を開発する米国のバイオ企業です。メルクと共同開発するがんワクチンが、メラノーマの再発・死亡リスクを低減したとの治験データが評価されました。

プロクター・アンド・ギャンブル (PG)

株価変動: +2.65%
詳細: 日用品・消費財を幅広く展開する米国企業です。第2四半期決算で売上・利益が市場予想をわずかに上回りました。

マイクロン・テクノロジー (MU)

株価変動: +2.18%
詳細: メモリ半導体大手の米国企業です。AI需要によるメモリの「スーパーサイクル」を背景に、ウィリアム・ブレアが新規に強気評価を開始しました。
*関連記事「マイクロン・テクノロジー:AIメモリ特需の恩恵と「2027年の壁」への視座

モービルアイ (MBLY)

株価変動: -3.40%
詳細: 自動運転向け半導体・ソフトウェアを提供する企業です。2026年の営業利益見通しが市場予想を下回りました。

GEエアロスペース (GE)

株価変動: -7.38%
詳細: 航空機エンジンを中心とする米国の航空宇宙企業です。決算は好調でしたが、株価の大幅上昇後で利益確定売りが出ました。

マコーミック (MKC)

株価変動: -8.05%
詳細: 世界最大級の香辛料メーカーです。四半期決算が市場予想を下回り、2026年度見通しも強弱入り混じる内容でした。

アボット・ラボラトリーズ (ABT)

株価変動: -10.04%
詳細: 医療機器・診断薬・栄養製品を展開する米国企業です。栄養部門の不振により売上が市場予想を下回りました。

*過去記事 株価変動

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