トゥイリオ 予想を上回る決算で20%上昇

クラウドベースの通信ソフトウェアとサービスを提供するトゥイリオ(TWLO)の株価は、12月四半期の売上と3月四半期の見通しが市場予測を上回ったことを受け、2月9日の時間外取引で約20%上昇しています。

また同社は、2023年以降の暦年に非GAAPベースで利益を上げることができるとの見通しも明らかにしました。

12月に終わった四半期の売上高は、前年同期比54%増の8億4,270万ドルで、同社の予測範囲である7億6,000万ドルから7億7,000万ドルを大きく上回りました。

非GAAPベースでは、1株当たり20セントの損失となり、同社の予測である23〜26セントの損失よりも少なくなりました。一般に認められた会計原則では、2億8,360万ドル(1株当たり1.63ドル)の損失となりました。

通年では、売上高は61%増の28億4,000万ドル、非GAAP基準では1株当たり25セントの損失となりました。

トゥイリオは、3月期の売上高を8億5,500万ドルから8億6,500万ドルと予想しており、8億300万ドルというコンセンサス予想を大きく上回り、非GAAPベースの損失は1株あたり22~26セントとなります。また、売上の成長率は45%から47%、買収を除くと32%から34%になると予想しています。

 2月9日の夕方に行われたアナリスト向け電話会議で、最高執行責任者(COO)のKhozema Shipchandler氏は、2022年が非GAAPベースの営業損失を計上する最後の年になると予想し、2023年以降は非GAAPベースの利益を計上する見込みであると述べています。

また、今後3年間は30%以上の有機的な成長を見込んでいると述べました。

ジェフ・ローソンCEOは、自ら準備した発言の中で、3つのメガトレンドがトゥイリオのビジネスに追い風となっていると述べました。

その3つとは、「デジタルトランスフォーメーションの継続的なトレンド、ほぼすべての業界に導入されるようになった消費者への直接販売のビジネスモデル、そしてデータプライバシーの状況の変化」です。

*過去記事はこちら「トゥイリオ TWLO

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