レモネード 新株売却の影響

レモネード時間外で急落」でお伝えました300万新株の売却。やはり株価には影響したようで、1月12日のレモネード(NYSE:LMND)の終値は前日から+5.6%ダウンの172.99ドルでした。

朝方はずいぶんと下げ渋ったのですが、やはり株式の希釈化が嫌われたのか、昼前あたりから値を下げていきました。

ただ、急激に株価が上がったこの時期に新株を発行して資金調達をしたことは至極当然で、間違ってないやり方だと擁護する声も聞かれます。

今回300万株の新株売却でレモネードは約5.3%の株式数を増加させたわけですが、これがもし同社がIPO時に5億2900万ドル(レモネードのIPO価格は29ドル)を追加で調達することを決定していたとしたら、同社は1820万株の新規株式を売却しなければならず、これは株式数を32%以上希釈化する結果を招いていました。

今の高値で売り出したからこそ、希釈化の影響が少なくて済んだというわけです。生命保険への参入を表明するなど、野心的な成長計画を持っているレモネード。事業を発展させて行くためには資金が必要で、今のレベルの株価で資金を調達したのは当然という評価です。

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