8月の米国株で何が起きた?モデルナ156%高とソフトウェア株復活が示す市場の変化
2026年8月の米国株式市場では、原油価格の上昇やエヌビディアをはじめとする大型テクノロジー企業の決算が大きな話題となりました。 しかし、8月の株式市場を詳しく見ると、それ以外にも興味深い変化が起きています。 マーケットウォッチは8月31日付の記事で、8月に大きく上昇したS&P500構成銘柄を紹介しました。 なかでも目を引くのがモデルナ(MRNA)の急騰と、2026年前半に苦戦していたソフ […]
2026年8月の米国株式市場では、原油価格の上昇やエヌビディアをはじめとする大型テクノロジー企業の決算が大きな話題となりました。 しかし、8月の株式市場を詳しく見ると、それ以外にも興味深い変化が起きています。 マーケットウォッチは8月31日付の記事で、8月に大きく上昇したS&P500構成銘柄を紹介しました。 なかでも目を引くのがモデルナ(MRNA)の急騰と、2026年前半に苦戦していたソフ […]
米連邦取引委員会(FTC)と22の州がアマゾン(AMZN)を提訴したことを受け、同社株は8月31日の米国市場で2.5%下落しました。 今回、FTCが問題視しているのは、アマゾンのデジタル広告事業における広告オークションの仕組みです。急成長を続ける広告事業は、現在ではAWSと並んでアマゾンの利益成長を支える重要な柱となっています。 そのため今回の訴訟は、単なる法的トラブルとしてではなく、アマゾンの高 […]
油田サービスという伝統的な産業で世界最大級の企業へ成長したSLB(旧社名:シュルンベルジェ)が、いま新たな成長市場としてAIデータセンターへ本格的に踏み出しています。 AIデータセンターではGPUなどの高性能半導体が大量の電力を消費し、膨大な熱を発生させます。そのため、半導体の性能向上だけではなく、電力供給や冷却設備といった周辺インフラの重要性も急速に高まっています。 SLBが狙っているのは、まさ […]
先日の記事「スペースXがAI電力不足を解決へ?『タービン内製化』が変えるデータセンター競争」では、スペースX(SPCX)がガスタービンの重要部品であるタービンブレードなどを自社生産する可能性について取り上げました。 前回の記事で注目したのは、スペースXが単に製造業へ進出するのではなく、AIデータセンター建設の大きなボトルネックとなりつつある「電力」を自ら確保しようとしている点です。 では、この動き […]
量子コンピューティングは長年、大学や研究機関の特殊な設備で開発される「未来の技術」というイメージを持たれてきました。しかし、その位置付けは大きく変わり始めています。 オーストラリアの量子コンピューティング企業ディラック(Diraq)は、2026年第4四半期にシドニーにあるエクイニクス(EQIX)のデータセンターへ量子コンピューターを設置する計画です。 注目すべきなのは、単に量子コンピューターの性能 […]
2026年8月31日(月)の米国株式市場は、原油価格の上昇やイラン情勢の再緊迫化を背景に売りが優勢となりました。ダウ平均は374.09ドル安の53,185.90ドル、S&P500は0.33%安、ナスダック総合は0.12%安で取引を終えました。一方、8月月間ではS&P500が2.6%高、ナスダックが3.9%高となり、いずれも2021年以来の好成績を記録しました。市場では、歴史的に株価 […]
生成AIは、単なる便利なツールから巨大な収益プラットフォームへと変わり始めています。その象徴となっているのが、オープンAIによるChatGPTの広告事業です。 ChatGPTへの広告導入から短期間で、広告事業の年換算収益ランレートが10億ドルに達したと報じられました。これはオープンAIだけの成長ストーリーではありません。グーグル検索やSNSを中心に形成されてきたデジタル広告市場の資金の流れが、生成 […]
人工知能(AI)の性能向上を支える重要部品として、存在感を急速に高めているのが高帯域幅メモリ(HBM)です。エヌビディア(NVDA)のAI半導体には大量のHBMが搭載されており、現在はSKハイニックス(SKHY)、サムスン電子、マイクロン・テクノロジー(MU)などが世界市場をリードしています。 そのHBM市場に、中国企業が本格的に参入しようとしています。中国のDRAM大手である長鑫存儲技術(CXM […]
AI(人工知能)を巡る世界的な競争は、ソフトウェアや半導体の性能を競う段階から、データセンター、電力、ネットワークまで含めた巨大インフラ競争へと移行しています。 AI関連投資の急拡大を受け、市場では「AIバブルではないか」との警戒も根強くあります。しかし、ハイパースケーラーの財務力やAI需要の伸びを見ると、単なる期待だけで投資が膨らんでいるわけではありません。 むしろ現在のAI市場では、圧倒的な資 […]
AIブームが加速する中、テクノロジー業界のボトルネックは半導体から「電力」へと移りつつあります。生成AIを支える巨大データセンターでは大量のGPUが稼働しますが、その計算能力を支えるには膨大な電力が必要です。 ところが、発電設備そのものの供給能力がAIインフラ需要の拡大に追いついていません。 こうした状況に対し、イーロン・マスク氏が率いるスペースX(SPCX)が異例の方法で問題を突破しようとしてい […]