2026年5月5日(火)の米国株式市場は、半導体株の上昇を追い風に主要指数がそろって上昇しました。S&P500は0.8%高、ナスダック総合は1.0%高となり、いずれも前週金曜5月1日の過去最高値を更新しました。ダウ平均も357ドル高、0.7%高で終了しました。原油価格の下落を受けて市場の関心は再び企業決算へ向かい、第1四半期決算の好調さが投資家心理を支えました。
以下は、5日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。
インテル(INTC)
株価変動: +12.92%
詳細: 半導体の設計・製造を手がける米国大手企業です。アップルが米国内で使用する主要プロセッサの製造先として、インテルやサムスン電子を検討しているとブルームバーグが報じたことで、株価が大きく上昇しました。
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マイクロン・テクノロジー(MU)
株価変動: +11.06%
詳細: DRAMやNANDなどのメモリー半導体を手がける米国企業です。株価は640.45ドルまで上昇し、過去12カ月で690%上昇する急騰を記録しました。AI向けメモリー需要への期待から、時価総額は初めて7,000億ドルを突破しました。
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アンハイザー・ブッシュ・インベブ(BUD)
株価変動: +8.74%
詳細: バドライトなどを展開する世界的なビール大手です。第1四半期利益が市場予想を上回り、ビール販売数量も増加したことで株価が上昇しました。世界的にアルコール消費が弱含む中でも、底堅い業績が評価されました。
ピンタレスト(PINS)
株価変動: +6.86%
詳細: 画像共有型のソーシャルメディアプラットフォームを運営する米国企業です。第1四半期決算で利益と売上が市場予想を上回り、今後の見通しも良好だったことから株価が上昇しました。2026年の下落分を大きく取り戻す動きとなりました。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)
株価変動: +4.02%
詳細: CPUやGPUを手がける米国半導体大手です。5月5日の取引終了後に第1四半期決算発表を控え、AI投資ブームを背景に売上と利益が前年同期比で約3分の1増加するとの期待から株価が上昇しました。
コインベース・グローバル(COIN)
株価変動: -2.58%
詳細: 暗号資産取引所を運営する米国企業です。コスト削減とAI活用強化を目的に、従業員の約14%を削減する計画を発表しました。株価は一時上昇したものの、その後下落に転じました。
イートン・コーポレーション(ETN)
株価変動: -2.74%
詳細: 電力管理機器や産業用電気設備を手がける米国大手企業です。2026年第1四半期決算では、AIデータセンター向け需要を背景にEPSと売上が市場予想を上回り、受注活動も前年同期比42%増と大きく伸びました。一方、第2四半期EPS見通しが市場予想を下回り、決算前に株価が大きく上昇していた反動もあり、利益確定売りが出ました。
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ビオンテック(BNTX)
株価変動: -3.88%
詳細: ドイツのバイオ医薬品企業です。コスト削減のため従業員の約4分の1を削減する方針を発表しました。最新四半期では売上が減少し、赤字幅も拡大したため、株価は下落しました。
パラマウント・スカイダンス(PSKY)
株価変動: -4.22%
詳細: 映画・テレビ・ストリーミング事業を展開する米国メディア企業です。ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収競争に勝利して以降、初の決算発表となりました。第1四半期利益は市場予想を上回りましたが、第2四半期見通しがやや弱く、株価は下落しました。
ファイアフライ・エアロスペース(FLY)
株価変動: -5.54%
詳細: 宇宙船・ロケット関連事業を手がける米国の宇宙企業です。最新四半期で売上が市場予想を上回ったことから一時上昇しましたが、営業損失が市場予想より大きかったため、最終的に株価は下落しました。
デュオリンゴ(DUOL)
株価変動: -5.62%
詳細: 語学学習アプリを運営する米国企業です。第1四半期決算では利益、売上、ユーザー数が市場予想を上回りましたが、短期的な売上成長よりユーザー基盤拡大を優先する方針に対して、市場の評価は慎重でした。
パランティア・テクノロジーズ(PLTR)
株価変動: -6.93%
詳細: データ分析プラットフォームを手がける米国ソフトウェア企業です。第1四半期決算は市場予想を上回りましたが、株価は下落しました。予想PERが97倍と高水準にあるため、市場では単に予想を上回るだけでは不十分と受け止められました。
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ペイパル・ホールディングス(PYPL)
株価変動: -7.74%
詳細: オンライン決済サービスを展開する米国フィンテック企業です。第1四半期利益は市場予想を上回りましたが、足元の四半期見通しが弱かったことで株価が下落しました。
ファブリネット(FN)
株価変動: -8.01%
詳細: 光通信や電子機器の受託製造を手がける企業です。5月4日の取引終了後に発表した第3四半期決算は市場予想を上回りましたが、データ通信と高性能コンピューティング分野が供給制約により伸び悩んだことが嫌気され、株価は下落しました。
ショッピファイ(SHOP)
株価変動: -15.62%
詳細: Eコマース向けプラットフォームを提供するカナダ発の企業です。2026年第1四半期は売上高が前年同期比34%増の31億7,000万ドルとなり、GMVも1,007億ドルに拡大しました。一方、純利益が市場予想を下回り、第2四半期の成長率鈍化見通しや高いPERも重荷となって株価は急落しました。
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*過去記事 株価変動
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