3月25日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2026年3月25日(水)の米国株式市場は、原油価格の下落を支えに主要3指数がそろって上昇しました。ダウ平均は305ドル高(0.7%)、S&P500は0.5%高、ナスダック総合指数は0.8%高となりました。市場では、米国とイランの停戦交渉進展への期待が相場を下支えした一方、戦闘は続いており先行き不透明感も残っています。ブレント原油先物は2.2%安の1バレル102.22ドルとなり、株式市場は原油価格と逆相関で動く展開が鮮明でした。投資家には地政学リスクに振り回されやすい相場への慎重姿勢も求められています。

以下は、25日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です

サレプタ・セラピューティクス (SRPT)

株価変動: +34.98%
詳細: バイオ医薬品企業です。異なる筋ジストロフィーを対象とする2つの開発プログラムで初の臨床結果を公表し、将来の新薬候補への期待から株価が急騰しました。

アーム・ホールディングス (ARM)

株価変動: +16.38%
詳細: 英半導体設計大手です。データセンター向けチップ市場への参入方針を示した当初は売られましたが、その後に今後数年間の強気な売上目標を示したことで、成長期待が高まり株価が急伸しました。
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ファイアフライ・エアロスペース (FLY)

株価変動: +16.01%
詳細: 宇宙関連企業です。NASAがアルテミスII計画を巡る大幅な見直しを発表したことで前日に売られていましたが、この日は見直し買いが入り大きく反発しました。

インテュイティブ・マシーンズ (LUNR)

株価変動: +14.68%
詳細: 宇宙開発企業です。NASAのアルテミスII関連の方針変更を受けて前日に下落していましたが、この日は宇宙関連株全体の買い戻しの流れに乗って上昇しました。

チューイー (CHWY)

株価変動: +13.30%
詳細: ペット用品のオンライン小売企業です。通期売上見通しが市場予想を上回ったことが好感され、業績拡大への期待から株価が大きく上昇しました。

ロケット・ラブ (RKLB)

株価変動: +10.31%
詳細: 小型ロケット打ち上げを手がける宇宙企業です。NASAの計画見直しを受けて前日に売られていましたが、この日は宇宙関連株への買い戻しが入り上昇しました。

JDドットコム (JD)

株価変動: +8.30%
詳細: 中国の大手EC企業です。中国当局がフードデリバリー業界の価格競争終結に動く姿勢を示したことで、収益環境の改善期待が高まり株価が上昇しました。

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ (AMD)

株価変動: +7.26%
詳細: 米半導体大手です。日経アジアが、同社とインテルがPC向け・サーバー向けCPU市場の供給逼迫を背景に、全系列で値上げを計画していると報じたことで採算改善期待が強まりました。

インテル (INTC)

株価変動: +7.08%
詳細: 米半導体大手です。AMDと同様に、CPU供給不足を背景とした価格引き上げ計画が報じられ、収益性改善への期待から株価が上昇しました。

ロビンフッド・マーケッツ (HOOD)

株価変動: +5.01%
詳細: 個人投資家向け証券取引アプリを展開する企業です。取締役会が最大15億ドルの自社株買い枠を承認したことで、株主還元強化が好感され株価が上昇しました。

アリババ・グループ (BABA)

株価変動: +3.50%
詳細: 中国の大手IT・EC企業です。中国当局がフードデリバリー市場の過度な価格競争の是正に動くとの見方から、利益率改善への期待が高まりました。

ペイチェックス (PAYX)

株価変動: +3.03%
詳細: 給与計算・人事サービスを提供する企業です。第3四半期決算で利益が市場予想を上回り、売上も予想をやや超えたことが好感されました。

ニューモント (NEM)

株価変動: +2.52%
詳細: 金鉱大手です。金価格の上昇が追い風となり、関連銘柄として買われました。

ゲームストップ (GME)

株価変動: +1.18%
詳細: ゲーム小売企業です。第4四半期の売上高と利益は前年割れとなったものの、株価は小幅高となりました。ソフト・ハード販売の減少に加え、保有ビットコインの価値下落も重しとなりました。

フリーポート・マクモラン (FCX)

株価変動: +1.08%
詳細: 銅・金の鉱山会社です。金価格上昇の流れを受け、資源株の一角として買われました。

KBホーム (KBH)

株価変動: -1.55%
詳細: 住宅建設会社です。通期見通しを引き下げ、中東情勢の緊迫化が住宅市場の不透明感を高める可能性があると警告したことで株価は下落しました。

マイクロン・テクノロジー (MU)

株価変動: -3.40%
詳細: メモリー半導体大手です。グーグルがAIモデルのメモリー使用量を大幅に減らす新アルゴリズム「TurboQuant」を発表したことで、将来的なメモリー需要や価格決定力が弱まるのではないかとの懸念が広がりました。加えて、SKハイニックスの増産投資による供給拡大観測も重しとなり、株価は下落しました。
*関連記事「マイクロン株が連日下落する理由 AIメモリ市場に起きた3つの変化

*過去記事 株価変動

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