3月16日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2026年3月16日(月)の米国株式市場は、原油価格の急落を受けて主要3指数がそろって反発しました。ダウ平均は388ドル高の0.8%、S&P500は1.0%高、ナスダック総合指数は1.2%高でした。WTI原油先物は5%下落して1バレル93.50ドルとなり、相場全体の安心材料となりました。ナスダックは、エヌビディアを中心とするAI関連株の上昇も追い風となりました。ただ、市場では依然として原油動向が最大の焦点とみられており、週内に控える2月のPPI発表とFOMCの結果にも注目が集まっています。

以下は、16日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

ナショナル・ストレージ・アフィリエイツ・トラスト (NSA)

株価変動: +30.03%
詳細: セルフストレージ関連の不動産投資信託です。パブリック・ストレージによる全株式交換での買収が発表され、株価は急騰しました。企業価値は105億ドルとされ、1株当たり41.68ドル相当の条件が示されています。

ネビウス・グループ (NBIS)

株価変動: +14.96%
詳細: エヌビディア出資先のクラウドコンピューティング企業です。メタ・プラットフォームズと最大270億ドル規模となる契約を締結したことが好感され、大幅上昇となりました。契約では、2027年からメタ向けに120億ドル分の専用容量を提供する予定です。
*関連記事「ネビウス株の将来性は本物か?メタと最大270億ドル契約でAIインフラ覇権に挑む

サークル・インターネット (CRCL)

株価変動: +9.06%
詳細: ステーブルコイン発行企業です。クリア・ストリートのアナリストが投資判断を「ホールド」から「買い」に引き上げ、目標株価も92ドルから136ドルへ引き上げたことが材料視されました。

ドル・ツリー (DLTR)

株価変動: +6.42%
詳細: ディスカウント小売企業です。第4四半期の調整後利益が市場予想をわずかに上回ったことに加え、経営再建策が消費者に好意的に受け止められているとの経営陣の説明が支援材料となりました。一方で今四半期の見通しは弱めでした。

サンディスク (SNDK)

株価変動: +6.35%
詳細: フラッシュメモリー製品のサプライヤーです。マイクロン・テクノロジーによる台湾での第2工場建設計画を受け、メモリー関連株全体に買いが広がる中で上昇しました。

ストラテジー (MSTR)

株価変動: +5.62%
詳細: ビットコインを大量保有する企業です。追加のビットコイン購入を発表したことや、ビットコイン価格が過去24時間で3%上昇したことを受け、暗号資産関連株の一角として買われました。

ストラクチャー・セラピューティクス (GPCR)

株価変動: +5.40%
詳細: バイオ医薬品企業です。開発中の経口GLP-1薬が10カ月間の試験で16%以上の体重減少効果を示したことが好感されました。投資家の間では、ノボ・ノルディスクの競合候補として注目が集まりました。

ウエスタン・デジタル (WDC)

株価変動: +5.11%
詳細: ストレージ機器メーカーです。マイクロンの台湾増産計画を受け、メモリー・ストレージ関連セクターに資金が向かう中で上昇しました。

コインベース・グローバル (COIN)

株価変動: +3.98%
詳細: 暗号資産取引所大手です。ビットコイン価格の上昇を背景に、暗号資産関連株として買われました。

シーゲイト・テクノロジー (STX)

株価変動: +3.93%
詳細: ハードディスクドライブメーカーです。マイクロンの新工場建設計画をきっかけに、関連するストレージ株にも買いが広がりました。

マイクロン・テクノロジー (MU)

株価変動: +3.68%
詳細: メモリーチップ大手です。2026年末までに台湾拠点で第2の製造施設を建設する計画を明らかにし、将来の供給拡大や成長期待から上昇しました。
*関連記事「マイクロンは2030年代の王者になれるか メモリ不足と米国回帰で読む成長シナリオ

ロビンフッド・マーケッツ (HOOD)

株価変動: +2.62%
詳細: 個人向け金融プラットフォーム企業です。ビットコイン上昇を背景に、暗号資産関連銘柄の一角として買われました。

メタ・プラットフォームズ (META)

株価変動: +2.33%
詳細: フェイスブックを運営する巨大テック企業です。ネビウスとの大型契約が注目されたほか、報道では最大で従業員の20%に及ぶ人員削減計画も伝えられました。コスト削減期待も意識され、株価は上昇しました。

エヌビディア (NVDA)

株価変動: +1.65%
詳細: AI半導体の中心企業です。年次イベント「GTC 2026」が開幕し、ジェンスン・フアンCEOがCUDAプラットフォームの広範な普及を強調しました。AI関連の期待感が引き続き株価を支えました。
*関連記事「エヌビディアGTC 2026開幕 ジェンスン・フアンCEOが示した「2027年までに1兆ドル」構想とは

テスラ (TSLA)

株価変動: +1.11%
詳細: 電気自動車大手です。イーロン・マスクCEOが、大規模な半導体製造施設「Terafab」プロジェクトが7日後に始動すると述べたことが材料視されました。

*過去記事 株価変動

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