2026年3月13日(金)の米国株式市場は、原油価格の上昇とイラン情勢の緊迫化を背景に続落しました。ダウ平均は119ドル安の0.3%安、S&P500は0.6%安、ナスダック総合指数は0.9%安となり、主要3指数はいずれも昨年11月以来の安値で取引を終えました。
WTI原油は98.71ドル、ブレント原油は103.14ドルまで上昇し、株価の重しとなりました。GDP成長率の下方修正やコアPCEの上振れも重なり、投資家は週末を前に積極的な売買を控える展開でした。来週はエヌビディアのGTCやFOMCが注目材料です。
以下は、13日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。
センチネルワン (S)
株価変動: +5.37%
詳細: サイバーセキュリティ企業。売上高は前年同期比20%増と好調でした。四半期赤字の拡大や弱めのガイダンスで一時は売られたものの、その後は買い戻しが入り上昇して取引を終えました。
マイクロン・テクノロジー (MU)
株価変動: +5.13%
詳細: 半導体メモリ大手。3月18日に予定されている2026年度第2四半期決算を前に、複数のアナリストから強気な評価が相次いだことで買いが集まりました。関連するメモリ・ストレージ銘柄にも資金が波及しました。
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レナー (LEN)
株価変動: +2.62%
詳細: 米住宅建設大手。第1四半期決算は市場予想を下回ったものの、経営陣が住宅価格の高い市場環境の中でも積極的に事業展開を進めている姿勢を示したことで、株価は上昇しました。
コインベース・グローバル (COIN)
株価変動: +1.18%
詳細: 暗号資産取引所大手。ビットコイン価格の上昇に連動する形で株価も上昇しました。暗号資産市場全体のセンチメント改善が追い風となりました。
ニュートリエン (NTR)
株価変動: -1.30%
詳細: 農業資材・肥料大手。ウェルズ・ファーゴが投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に引き上げ、目標株価も77ドルから100ドルへ上げたものの、関連セクター全体の下落に押されて株価は小幅安となりました。
メタ・プラットフォームズ (META)
株価変動: -3.83%
詳細: フェイスブックを運営する大型テック企業。新しいAIモデル「Avocado」の投入が遅れていると報じられ、株価は下落しました。競合モデルに比べて性能面で課題があったとされ、市場はAI開発競争の遅れを警戒しました。
CFインダストリーズ (CF)
株価変動: -4.73%
詳細: 肥料メーカー大手。中東の物流混乱を背景に上昇していた関連銘柄の一角として売りが優勢となり、株価は下落しました。
モザイク (MOS)
株価変動: -6.54%
詳細: 肥料大手。ホルムズ海峡の混乱を背景にこれまで買われていた肥料関連株に利益確定売りが入り、株価は下落しました。
インシュレット (PODD)
株価変動: -6.88%
詳細: 医療機器メーカー。Omnipod 5 Podsの一部ロットについて製造上の不具合が見つかり、自主的な医療機器是正措置を発表したことで株価は下落しました。インスリンが適切に注入されず、内部で漏れる可能性があると説明しています。
アドビ (ADBE)
株価変動: -7.58%
詳細: ソフトウェア大手。2026年度第1四半期決算は市場予想を上回ったものの、長年CEOを務めたシャンタヌ・ナラヤン氏の退任発表が嫌気され、株価は大きく下落しました。同氏は今後も取締役会長として新CEOを支援する予定です。
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アルタ・ビューティー (ULTA)
株価変動: -14.24%
詳細: 化粧品・香水小売大手。第4四半期の売上は市場予想を上回ったものの、2026年度の成長鈍化見通しを示したことが嫌気され、株価は急落しました。
*過去記事 株価変動
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