1月20日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2026年1月20日(火)の米国株式市場は、トランプ大統領がデンマーク自治領グリーンランドの取得を巡り、欧州8カ国に追加関税を示唆したことで市場が動揺し、米国資産を売る動きが広がりました。ダウは870ドル安、S&P500は2.1%安、ナスダックは2.4%安で年初来マイナスに転落。米国債は売られ10年債利回りは4.29%と8月以来の高水準、ドルも下落しました。ビットコインも急落し、主要資産平均の下落率は2.6%と、2025年4月以来の大幅安となりました。

以下は、20日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

ラプト・セラピューティクス (RAPT)

株価変動: +64.02%
詳細: 免疫・炎症性疾患向けの新薬を開発する米国のバイオテクノロジー企業です。英製薬大手GSKが1株58ドル、総額約22億ドルでの買収に合意したことが発表され、買収プレミアムを背景に株価が急騰しました。

サンディスク (SNDK)

株価変動: +9.55%
詳細: フラッシュメモリを中心とする記憶装置メーカーです。AI向けデータセンター需要の急拡大を追い風に、2026年の年初来上昇率は約90%に達しています。シティは目標株価を490ドルに引き上げました。
*関連記事「AIインフラの「真の主役」へ:サンディスクの驚異的な躍進とその将来性を読み解く

ニューモント (NEM)

株価変動: +4.22%
詳細: 世界最大級の金鉱山会社です。関税発言を受けて投資家のリスク回避姿勢が強まり、安全資産である金価格が急騰したことが株価上昇につながりました。

インテル (INTC)

株価変動: +3.34%
詳細: 半導体の設計・製造を手がける米国の大手半導体メーカーです。投資判断の引き上げと新世代プロセッサー「Panther Lake」の進展が評価されました。

アルファベット (GOOGL)

株価変動: -2.42%
詳細: 検索エンジンやYouTubeを運営するテクノロジー企業です。関税リスクを背景に、メガテック株の一角として売られました。

ファスナル (FAST)

株価変動: -2.56%
詳細: 工業用部品や資材を販売する米国の産業ディストリビューターです。製造業の低迷が嫌気されました。

ロビンフッド・マーケッツ (HOOD)

株価変動: -2.72%
詳細: 個人投資家向けのオンライン証券取引プラットフォームを運営する企業です。暗号資産価格の下落を受け、関連株として下落しました。

ユニオン・パシフィック (UNP)

株価変動: -3.40%
詳細: 北米最大級の鉄道輸送会社です。大型合併を巡る規制当局の判断が嫌気されました。

アップル (AAPL)

株価変動: -3.46%
詳細: iPhoneを主力とする米国の消費者向け電子機器メーカーです。リスクオフの流れでメガテック株全体が売られました。

ノーフォーク・サザン (NSC)

株価変動: -3.52%
詳細: 米国東部を中心に鉄道輸送を行う企業です。合併審査の遅延が市場に嫌気されました。

エヌビディア (NVDA)

株価変動: -4.32%
詳細: AI向けGPUで圧倒的なシェアを持つ半導体設計企業です。関税懸念を背景に、リスク資産として売りが強まりました。

ブロードコム (AVGO)

株価変動: -5.43%
詳細: 通信・AI向け半導体を手がける大手半導体企業です。市場全体の売りの影響を強く受けました。

コインベース・グローバル (COIN)

株価変動: -5.57%
詳細: 米国最大級の暗号資産取引所を運営する企業です。ビットコイン価格の下落が直撃しました。

スリーエム (MMM)

株価変動: -6.96%
詳細: 産業・ヘルスケア・素材分野で事業を展開する複合企業です。好決算にもかかわらず相場急落の影響を受けました。

ストラテジー (MSTR)

株価変動: -7.76%
詳細: ビットコインを大量保有することで知られる企業です。暗号資産市場全体の下落を受け、大きく売られました。

*過去記事 株価変動

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