2026年1月16日(金)の米国株式市場は、S&P500が0.1%安と小幅に下落し、ダウ平均も87ドル安、ナスダックも0.1%下落しました。一方、小型株指数ラッセル2000はS&P500を11営業日連続でアウトパフォームし、2008年以来の長期記録更新が視野に入っています。米国債利回りは上昇し、FRB議長人事を巡る思惑も株価の重しとなりました。来週はネットフリックスなど主要企業の決算が本格化し、2026年以降の業績見通しが注目されます。
以下は、16日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。
イミュニティバイオ(IBRX)
株価変動: +39.75%
詳細: がん免疫療法を開発する米国のバイオテクノロジー企業です。膀胱がん治療薬「アンクティバ」の通期売上が前年比700%増の1億1,300万ドルに達する見通しを示し、成長期待から株価が急騰しました。
ASTスペースモバイル(ASTS)
株価変動: +14.34%
詳細: 衛星とスマートフォンを直接接続する通信技術を開発する米国の宇宙通信企業です。米国ミサイル防衛局のSHIELDプログラムにおいて適格ベンダーに選定され、防衛分野での事業拡大期待が高まりました。
*関連記事「宇宙の5G革命か、過熱した期待か?ASTスペースモバイルの「防衛セクター参入」が示す未来」
ノボ・ノルディスク(NVO)
株価変動: +9.12%
詳細: 糖尿病や肥満治療薬を主力とするデンマークの製薬大手です。肥満治療薬「ウゴービ」の最大投与量引き上げが英国で承認され、売上拡大期待が一気に高まりました。
マイクロン・テクノロジー(MU)
株価変動: +7.76%
詳細: DRAMやNANDなどメモリー半導体を製造する米国の大手半導体メーカーです。取締役による約780万ドル規模の自社株購入が明らかとなり、AI向けメモリー需要の強さが改めて評価されました。
*関連記事「【2026年半導体】メモリチップ株が止まらない!AI需要が変えた業界の「構造的変化」とは」
GEベルノバ(GEV)
株価変動: +6.12%
詳細: 発電設備や送電網関連事業を手がける米国のエネルギーインフラ企業です。データセンター向け電力供給体制の強化を巡る政策動向が追い風となりました。
PNCフィナンシャル・サービシズ(PNC)
株価変動: +3.79%
詳細: 商業銀行業務を中核とする米国の大手金融機関です。第4四半期決算で利益が市場予想を上回り、業績の底堅さが評価されました。
シーゲイト・テクノロジー(STX)
株価変動: +1.85%
詳細: ハードディスクドライブ分野で世界大手の米国企業です。データセンター向けストレージ需要の安定感が意識されました。
リージョンズ・ファイナンシャル(RF)
株価変動: -2.63%
詳細: 米南部を中心に銀行業務を展開する金融持株会社です。第4四半期決算で調整後利益が市場予想を下回りました。
モザイク(MOS)
株価変動: -4.46%
詳細: リン酸肥料やカリ肥料を製造する米国の化学メーカーです。肥料需要の想定以上の落ち込みが嫌気されました。
ステート・ストリート(STT)
株価変動: -6.07%
詳細: 資産運用・管理業務を主力とする米国の大手銀行です。1株利益が市場予想を下回り、失望売りが優勢となりました。
ビストラ(VST)
株価変動: -7.54%
詳細: 天然ガスや原子力発電を手がける米国の電力会社です。電力政策を巡る競争環境の変化が懸念されました。
コンステレーション・エナジー(CEG)
株価変動: -9.80%
詳細: 原子力発電を中心に大規模発電所を保有する米国の電力会社です。新規発電所建設促進策を受け、既存発電資産の価値低下懸念が強まりました。
*過去記事 株価変動
🎧この記事は音声でもお楽しみいただけます。AIホストによる会話形式で、わかりやすく、さらに深く解説しています。ぜひご活用ください👇