12月19日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2025年12月19日(金)の米国株式市場は反発しました。S&P500は前日比0.9%高、ダウ平均は182ドル高(+0.4%)、ナスダック総合指数は1.3%高となり、週間でもナスダックは0.5%上昇しました。市場は、前日に発表された消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことを受け、利下げ継続と「ソフトランディング」期待を背景にリスク選好が回復しました。AI関連株の調整後、インフラ投資やオープンAIの資金調達報道が信頼感を押し上げ、年末のサンタクロースラリーへの期待も意識されています。

以下は、19日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

コアウィーブ(CRWV)

株価変動: +22.64%
詳細: AI向けGPUクラウドを提供する米国の新興インフラ企業です。シティが投資判断を「買い」で再開しつつ目標株価を引き下げたものの、AIインフラ需要の拡大と事業成長期待が評価され、株価が急騰しました。
*関連記事「コアウィーブ:65%暴落からの急反発、シティの「買い」判断に見る本質的価値とは

バイオマリン・ファーマシューティカル(BMRN)

株価変動: +17.71%
詳細: 希少疾患向け治療薬を開発・販売する米国バイオ医薬品企業です。同業のアミカス・セラピューティクスを約48億ドルで買収することで合意し、製品ポートフォリオ拡大への期待から株価が大きく上昇しました。

カーニバル(CCL)

株価変動: +9.81%
詳細: 世界最大級のクルーズ運航会社です。第4四半期決算が市場予想を上回り、2026年度に向けた強気な業績見通しを示したことが好感され、株価が急伸しました。

ウィニベーゴ・インダストリーズ(WGO)

株価変動: +8.43%
詳細: キャンピングカーやモーターホームを製造する米国メーカーです。第1四半期に黒字転換し、売上高も市場予想を上回ったことから、業績回復期待で株価が上昇しました。

トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(DJT)

株価変動: +8.28%
詳細: SNS「トゥルース・ソーシャル」を運営する米国メディア企業です。前日に核融合企業TAEテクノロジーズとの約60億ドル規模の合併を発表して急騰しており、その流れを引き継ぎ上昇しました。
*関連記事「DJT株が41.9%爆騰!核融合とビットコインで生まれ変わるトランプ・メディアの衝撃

マイクロン・テクノロジー(MU)

株価変動: +6.99%
詳細: DRAMやNAND型フラッシュメモリーを手がける米国半導体メーカーです。AI向けメモリー需要を背景とした好決算が評価され、半導体株の中でも強い上昇となりました。

オラクル(ORCL)

株価変動: +6.63%
詳細: データベースとクラウドを主力とする米国ソフトウェア大手です。TikTokおよび親会社バイトダンスと米国事業の新会社を設立し、オラクルが15%を出資することで合意したことが材料視されました。
*関連記事「オラクル急騰の裏側を読む―TikTok新合弁会社設立が意味する「真の勝者」とは

ナイキ(NKE)

株価変動: -10.54%
詳細: 世界最大級のスポーツ用品メーカーです。第2四半期決算は市場予想を上回ったものの、利益率の低下と中国市場での販売不振が嫌気され、大幅安となりました。

ラム・ウェストン(LW)

株価変動: -25.94%
詳細: 冷凍フライドポテトなどを製造する米国食品メーカーです。黒字転換と業績見通しの維持を発表したものの、投資家の期待に届かず、株価は急落しました。

*過去記事 株価変動

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