11月10日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2025年11月10日(月)の米国株式市場は、米政府機関の一部閉鎖(シャットダウン)終結への期待を受け、ナスダック総合指数が2.3%上昇し、5月以来の最大の上げ幅を記録しました。上院では民主党議員8人が共和党とともに暫定予算案の採決を進め、合意成立の見通しが高まりました。ハイテク株やAI関連銘柄を中心に買いが入り、取引終盤には幅広い銘柄に上昇が波及しました。

以下は、10日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

ツリーハウス・フーズ (THS)

株価変動: +22.68%
詳細: 米国の食品加工メーカーで、プライベートブランド食品を中心に製造・販売しています。欧州の投資会社インベストインダストリアルが29億ドルで同社を買収することで合意したと発表され、株価が急騰しました。

ランブル (RUM)

株価変動: +11.38%
詳細: 動画配信プラットフォームを運営するカナダの企業です。AIインフラ企業ノーザンデータを最大9億7000万ドルで買収すると発表し、株価が上昇しました。両社はいずれもステーブルコイン発行会社テザーの支援を受けています。

MPマテリアルズ (MP)

株価変動: +9.52%
詳細: 米国で唯一の完全統合型レアアース(希土類)企業です。ドイツ銀行が投資判断を「ホールド」から「買い」に引き上げ、目標株価を71ドルに上方修正したことが好感されました。
*関連記事「MPマテリアルズ株に再評価の波、ドイツ銀行が「買い」に格上げ

パランティア・テクノロジーズ (PLTR)

株価変動: +8.81%
詳細: 政府機関や大企業向けにAIを活用したデータ分析ソフトを提供する米国のソフトウェア企業です。前週の下落からの反発に加え、AI関連株全体の上昇が追い風となりました。
*関連記事「パランティア株8.8%高、AI関連銘柄が一斉反発した理由

エヌビディア (NVDA)

株価変動: +5.79%
詳細: AI向けGPU(グラフィックス半導体)で世界をリードする米半導体企業です。政府機関閉鎖の回避が見通せたことで投資家心理が改善し、前週の7%下落から大きく反発しました。
*関連記事「エヌビディア株が反発。背景にTSMCとの生産能力強化の動き

イーライ・リリー (LLY)

株価変動: +4.57%
詳細: 糖尿病・肥満治療薬「マンジャロ」「ゼップバウンド」で知られる米製薬大手です。リリンク・パートナーズが投資判断を「アウトパフォーム」に格上げし、目標株価を1104ドルに引き上げたことが好感されました。

テスラ (TSLA)

株価変動: +3.66%
詳細: 電気自動車と再生可能エネルギー製品を製造・販売する米企業です。株主がマスクCEOの報酬プランを承認した翌営業日であり、前日の下落から買い戻しが入りました。このプランは業績達成時に1兆ドル超に達する可能性があります。

ビアサット (VSAT)

株価変動: +3.27%
詳細: 衛星通信サービスを提供する米企業です。第2四半期決算で損失が前年の1億3800万ドルから6100万ドルに縮小し、売上も2.2%増加しました。レイモンド・ジェームズが「買い」に格上げしたことで上昇しました。

タイソン・フーズ (TSN)

株価変動: +2.32%
詳細: 米国最大の食肉加工企業で、鶏肉・豚肉・牛肉などを供給しています。第4四半期決算では利益が予想を上回り、特に鶏肉部門の好調が投資家に評価されました。

マンデイ・ドットコム (MNDY)

株価変動: -12.33%
詳細: プロジェクト管理ソフトウェアを提供するイスラエル企業です。第3四半期決算は好調だったものの、第4四半期の売上見通しが市場予想を下回り、失望売りで株価が下落しました。

メッツェラ (MTSR)

株価変動: -14.80%
詳細: 減量薬を開発する米バイオテクノロジー企業です。ファイザーが1株当たり最大86.25ドルで買収することで合意した一方、既存株主の利益確定売りが広がり株価は急落しました。

*過去記事 株価変動

🎧この記事は音声でもお楽しみいただけます。AIホストによる会話形式で、わかりやすく、さらに深く解説しています。ぜひご活用ください👇

最新情報をチェックしよう!
>

幸せな生活作りのための米国株投資。
老後資産形成のための試行錯誤の日々を報告していきます。
皆様の参考になれば幸いです。

CTR IMG