7月29日に予想を上回る四半期決算を発表したトゥイリオ （TWLO）でしたが、翌日30日の市場では前日比4.75%減の373.59ドルと大きく下落しました。
Embed from Getty Images予想を上回る売上と利益を報告しましたが、残念ながら投資家はそれ以上を望んでいたようです。
第2四半期のの売上高は6億6890万ドル、調整後の1株当たり損失は0.11ドルでした。 アナリストのコンセンサス予想では、売上高5億9,837万ドル、1株当たり損失0.13ドルとなっていました。
売上高は、前年同期比で67％という驚異的な伸びを示し、同社の年間売上は26億ドルを超えました。また、50％の成長を目指していた経営陣の当四半期の見通しを、高水準で簡単に上回ることができました。
堅調な顧客数の増加がトップラインの牽引役となりました。
アクティブな顧客数は、前年同期比20％増の24万人に達しました。新規顧客が急速に増加しているだけでなく、ドルベースの純拡張率が135％であることからもわかるように、既存顧客の支出も増加しています。
トゥイリオは、この好調な成長が続くことを期待しています。第3四半期の売上高は6億7,500万ドルを見込んでおり、これはガイダンスの中間値で前年同期比51%の成長を意味します。
同社は最近、顧客データプラットフォームであるSegmentの買収を完了しましたが、経営陣によると、既存の顧客からの採用が好調であるとのことです。
また、ビジネスメッセージングの新興企業であるZipwhip社を買収したことでサービスを拡大し、今後のクロスセリングの機会を提供しています。
クラウドベースのコミュニケーションツールであるトゥイリオのエコシステムは、他の追随を許しません。
株価の乱高下は今後も続くと思われますが、ビジネスは順調に推移しています。