決算発表を受けてドキュサイン（DOCU）の株価が上昇しています。
4月30日に終了した四半期のの売上は、前年同期比58％増の4億6910万ドルで、1月の四半期の57％増からわずかに加速しました。これは、同社のガイダンスである4億3,200万ドルから4億3,600万ドルの範囲と、業界のコンセンサスである4億3,780万ドルの両方を大幅に上回りました。
当四半期の非GAAPベースの利益は1株当たり44セントで、業界予想の28セントを上回りました。一般に認められた会計原則（GAAP）に基づくと、同社は1株当たり4セントの損失となります。
サブスクリプション収入が61％増の4億5190万ドル、請求額が54％増の5億2740万ドルとなりました。非GAAPベースの売上総利益率は81％で、前年同期の79％から上昇しました。
CEOであるダン・スプリンガー氏は、「我々は、経済のあらゆる場所で生まれつつある新しい分野において、人々が合意する方法となってきている。このことは、組織がパンデミックの間も業務を継続するのに役立つだけでなく、将来的にビジネスを行うための新しい効率的な方法を実現するのにも役立つ」と述べています。
第2四半期の売上高は、4億7,900万ドルから4億8,500万ドルの範囲と見ており、4億7,370万ドルという市場予想を上回っています。
また、2021年1月期の収益見通しを、従来の19億6,300万ドルから19億7,300万ドルの範囲から、20億2,700万ドルから20億3,900万ドルの範囲に引き上げました。従来の市場予想は19億8,000万ドルでした。
この決算発表を受け株価は6月3日の市場終了後の時間外取引で急上昇、終値に対して5.8%増の206ドルで取引されています。