8月18日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2026年8月18日(火)の米国株式市場は、AI・半導体関連株への売りが広がり、主要3指数がそろって下落しました。ダウ平均は0.22%安の53,343.40、S&P500は0.69%安の7,691.76、ナスダック総合は1.33%安の26,289.71でした。市場では夏場の薄商いの中、量的取引やCTA、モメンタム投資の巻き戻しが下落を増幅したとの見方があります。一方、米30年債利回りは5.287%、10年債利回りは4.710%へ低下しました。

以下は、18日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

アミリックス・ファーマシューティカルズ(AMLX)

株価変動: +63.84%
詳細: バイオ医薬品企業です。開発中のGLP-1受容体拮抗薬「avexitide」が後期臨床試験で主要評価項目と副次評価項目の両方を達成したと発表し、株価は急騰しました。
*関連記事「アミリックス株が63.8%急騰 「反GLP-1」新薬avexitideが変える成長シナリオ

ターガ・リソーシズ(TRGP)

株価変動: +7.13%
詳細: 天然ガスや天然ガス液の輸送・処理などを手掛ける中流エネルギーインフラ企業です。天然ガス関連インフラへの期待や事業拡大への評価から買いが集まり、S&P 500構成銘柄の中で上昇率上位となりました。

ナイキ(NKE)

株価変動: +2.48%
詳細: スポーツ用品大手です。低迷していた株価に対し、事業再建への期待を示すアナリストの見方が広がり、買いが入りました。

スペースX(SPCX)

株価変動: -1.98%
詳細: ロケット、衛星通信、AI事業を展開する企業です。AIソフトウェア開発ツール企業カーソルの600億ドル規模の買収を完了しましたが、株価は小幅下落しました。
*関連記事「スペースXは「AI企業」へ変貌するのか 600億ドルのカーソル買収と10GW計画の全貌

エヌビディア(NVDA)

株価変動: -2.34%
詳細: AI向けGPUで世界最大手の半導体企業です。AIインフラ関連銘柄への売りが強まり、株価は下落しました。

レディット(RDDT)

株価変動: -3.80%
詳細: ソーシャルメディアプラットフォームを運営する企業です。S&P 500採用発表後に大きく上昇していましたが、指数採用後の取引では利益確定売りが優勢となりました。

キャタピラー(CAT)

株価変動: -4.63%
詳細: 建設機械や鉱山機械を手掛ける世界最大級の重機メーカーです。AI投資による景気拡大期待から買われていた反動もあり、売りが優勢となりました。

インテル(INTC)

株価変動: -6.58%
詳細: 半導体大手です。AI関連半導体株全体への売りが強まり、株価は大幅に下落しました。

バーティブ・ホールディングス(VRT)

株価変動: -6.80%
詳細: データセンター向け電源設備や冷却システムを提供する企業です。AIデータセンター需要拡大の恩恵を受ける銘柄として注目されていましたが、AIインフラ関連株全体への利益確定売りに押されました。

マイクロン・テクノロジー(MU)

株価変動: -7.02%
詳細: DRAMやNAND型フラッシュメモリを手掛ける半導体大手です。AI向けメモリ需要への期待で上昇していた反動から売りが広がりました。

ウエスタン・デジタル(WDC)

株価変動: -7.43%
詳細: データストレージ関連製品を手掛ける企業です。メモリ・ストレージ関連株全体の調整により下落しました。

コーニング(GLW)

株価変動: -7.68%
詳細: 光ファイバーや特殊ガラスなどを手掛ける企業です。AIデータセンター向け光通信需要への期待で上昇していた反動から売りが広がりました。

マーベル・テクノロジー(MRVL)

株価変動: -7.82%
詳細: データセンターや通信インフラ向け半導体を手掛ける企業です。AIインフラ投資への警戒感から半導体株全般が売られる展開となりました。

サンディスク(SNDK)

株価変動: -9.01%
詳細: NAND型フラッシュメモリやデータストレージ製品を手掛ける企業です。メモリ関連株への売りが強まり、大幅下落しました。

シーゲイト・テクノロジー(STX)

株価変動: -9.16%
詳細: ハードディスクドライブなどデータストレージ製品を手掛ける企業です。AIデータセンター関連株への売りが波及しました。

SKハイニックス(SKHY)

株価変動: -9.20%
詳細: HBMなどAI向け高性能メモリで重要な役割を担う韓国半導体大手です。メモリ関連株全体への売りが強まり、株価は大幅下落しました。

ルメンタム・ホールディングス(LITE)

株価変動: -9.87%
詳細: 光通信向け部品や光学製品を手掛ける企業です。AIデータセンター関連銘柄への売りが広がり、株価は大幅下落しました。

ブルーム・エナジー(BE)

株価変動: -9.97%
詳細: 燃料電池による分散型発電システムを提供する企業です。AIデータセンター向け電力需要の成長期待で注目されていましたが、AIインフラ関連銘柄の調整に巻き込まれました。

バイドゥ(BIDU)

株価変動: -12.73%
詳細: 中国の検索エンジン大手で、AI事業への投資を進めています。第2四半期の利益と売上高の減少が嫌気され、株価は下落しました。

コヒレント(COHR)

株価変動: -12.84%
詳細: 光通信や光学インフラ関連製品を手掛ける企業です。前日に大きく上昇していましたが、AIインフラ関連銘柄への売りが強まり、S&P 500構成銘柄の中でも大きな下落となりました。

ファブリネット(FN)

株価変動: -19.38%
詳細: 光通信機器やデータセンター向け部品の製造サービスを手掛ける企業です。決算内容は堅調でしたが、一部事業への懸念から売りが強まりました。

クラーナ(KLAR)

株価変動: -22.81%
詳細: 後払い決済サービスを手掛けるフィンテック企業です。第2四半期売上高は市場予想を上回りましたが、最高財務責任者と最高マーケティング責任者の退任発表が嫌気され、株価は急落しました。

*過去記事 株価変動

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