2026年5月1日(金)の米国株式市場は、ハイテク株が再び主導権を握る展開となりました。ナスダック総合指数は0.9%高の25,114.44となり、史上初めて25,000を上回って取引を終えました。S&P500も0.3%高で最高値を更新し、両指数は5週連続の上昇となりました。一方、ダウ平均は153ドル安と反落しました。市場全体では値下がり銘柄が多かったものの、ソフトウェア株の上昇が指数を押し上げました。ISM製造業景況感指数は52.7と前月並みでしたが、価格指数の上昇がインフレ懸念を残しました。来週はパランティアやAMDの決算が注目されます。
以下は、1日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。
アトラシアン(TEAM)
株価変動: +29.58%
詳細: ワークフロー管理やソフトウェア開発支援ツールを提供する企業です。第3四半期決算で売上と利益が市場予想を上回り、売上成長率の見通しも引き上げたことで株価が急騰しました。ソフトウェア株の中でも成長期待が再評価されました。
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レディット(RDDT)
株価変動: +13.07%
詳細: ソーシャルメディア・コミュニティプラットフォームを運営する企業です。第1四半期決算で広告売上が大きく伸び、利益が市場予想を上回ったことで買いを集めました。2026年に入って株価は下落していましたが、好決算をきっかけに反発しました。
パラマウント・スカイダンス(PSKY)
株価変動: +8.30%
詳細: 映画、テレビ、ストリーミングなどを展開するメディア企業です。モルガン・スタンレーが投資判断を2段階引き上げ、目標株価も11ドルから14ドルに引き上げたことで株価が上昇しました。ワーナー・ブラザース・ディスカバリーとの大型案件が変革材料として評価されました。
サンディスク(SNDK)
株価変動: +8.25%
詳細: フラッシュメモリー製品を手がける企業です。第3四半期決算で非常に強い業績を発表した後、AIブームを背景とした成長期待が引き続き評価されました。過去1年で株価が大きく上昇していたため、利益確定の動きも意識されましたが、この日は買いが優勢となりました。
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インテル(INTC)
株価変動: +5.44%
詳細: 半導体大手企業です。ティグレス・ファイナンシャルが目標株価を66ドルから118ドルへ大幅に引き上げたことで買いを集めました。株価は一時100ドル台に乗せ、過去30年で最高の月間上昇を記録した流れが続きました。
エスティローダー(EL)
株価変動: +3.38%
詳細: 化粧品やスキンケア製品を展開する企業です。通期利益見通しを引き上げたことに加え、再建策の一環として人員削減を拡大すると発表しました。コスト削減による利益改善期待が株価を押し上げました。
アップル(AAPL)
株価変動: +3.24%
詳細: iPhoneやMac、サービス事業を展開するテクノロジー大手です。第2四半期決算で売上と利益が市場予想を上回り、iPhone売上が前年同期比22%増となったことが好感されました。部品不足や価格上昇があるなかでも、次の四半期見通しが堅調だった点も評価されました。
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コルゲート・パルモリーブ(CL)
株価変動: +2.23%
詳細: 歯磨き粉や石けんなどの日用品を展開する企業です。通期売上成長率の見通しを2%〜6%で据え置いたことが安心材料となりました。一方で、粗利益率の見通しは従来より弱含むと説明しており、利益率への警戒感も残りました。
アレス・マネジメント(ARES)
株価変動: +1.36%
詳細: オルタナティブ資産運用を手がける企業です。最新四半期で利益と売上が増加し、第1四半期として過去最高となる300億ドルの資金調達を記録しました。前年から45%増となった資金流入が成長期待につながりました。
エクソンモービル(XOM)
株価変動: -1.02%
詳細: 世界的な石油・天然ガス大手です。第1四半期決算が弱い内容となり、株価が下落しました。原油価格が乱高下する厳しい環境のなかで、業績への不透明感が意識されました。
モデルナ(MRNA)
株価変動: -1.24%
詳細: mRNAワクチンを手がけるバイオ医薬品企業です。第1四半期は売上が増加し、損失幅も市場予想より小さくなりました。国際市場での新型コロナワクチン需要が支えとなりましたが、株価は一時上昇後に反落しました。
シェブロン(CVX)
株価変動: -1.39%
詳細: 米国を代表する石油・天然ガス大手です。第1四半期決算が弱い内容となり、株価が下落しました。原油価格の急変動が続くなか、投資家はエネルギー大手の売上力に慎重な見方を示しました。
ゼネラル・モーターズ(GM)
株価変動: -1.46%
詳細: 米国の大手自動車メーカーです。トランプ大統領が欧州製自動車への関税を15%から25%へ引き上げる方針を示したことを受け、自動車株全般に売りが広がりました。米国内生産企業への直接影響は限定的とみられますが、業界全体への警戒感が重荷となりました。
フェラーリ(RACE)
株価変動: -1.74%
詳細: 高級スポーツカーを手がけるイタリアの自動車メーカーです。欧州製自動車への関税引き上げ方針が嫌気され、株価が下落しました。高級車メーカーとしてブランド力は強いものの、貿易摩擦への懸念が投資家心理を冷やしました。
フォード・モーター(F)
株価変動: -1.66%
詳細: 米国の大手自動車メーカーです。欧州製自動車関税引き上げをめぐる発言を受け、自動車株全体が軟調となりました。米国内生産企業には直接的な影響が小さい可能性もありますが、業界全体への不透明感が株価の重荷となりました。
ステランティス(STLA)
株価変動: -2.06%
詳細: ジープ、プジョー、フィアットなどを展開する自動車大手です。欧州製自動車への関税引き上げ方針が嫌気され、株価が下落しました。欧州に強い事業基盤を持つため、関税リスクへの警戒感が強まりました。
ニオ(NIO)
株価変動: -7.51%
詳細: 中国の電気自動車メーカーです。4月の納車台数は29,356台となり、前年同月からは増加したものの、3月の35,486台から減少しました。中国でもEV販売の減速が意識されており、成長鈍化への懸念から売られました。
クロロックス(CLX)
株価変動: -9.67%
詳細: 清掃用品や家庭用品を手がける企業です。通期利益見通しを従来の1株5.60ドル〜5.95ドルから、4.78ドル〜4.98ドルへ引き下げたことで株価が大きく下落しました。ピュレルを展開するGojoの買収関連費用や長期投資が利益見通しを押し下げました。
ロブロックス(RBLX)
株価変動: -18.33%
詳細: オンラインゲームプラットフォームを運営する企業です。安全機能を強化する取り組みが第1四半期の業績に重荷となり、通期見通しを引き下げたことで株価が急落しました。長期的なプラットフォーム健全化への投資と、短期的な利益圧迫のバランスが焦点となっています。
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*過去記事 株価変動
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