12月31日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2025年12月31日(水)の米国株式市場は4日続落で終えたものの、年間では堅調な上昇を記録しました。ダウ平均は年間13%高、S&P500は16%高、ナスダックは20%高となり、3指数そろって3年連続のプラスです。一方、年末最終週は調整色が強く、4日以上の連続安で同年を終えるのは1971年のナスダック創設以来初めてでした。

以下は、31日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

バンダ・ファーマシューティカルズ(VNDA)

株価変動: +25.46%
詳細: 中枢神経系疾患などに特化したバイオ医薬品企業です。乗り物酔いによる嘔吐を防ぐ新薬「Nereus」が米食品医薬品局(FDA)に承認され、既存薬との競争はあるものの新たな成長機会として評価されました。

トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(DJT)

株価変動: +5.33%
詳細: ソーシャルメディアを中心としたデジタルプラットフォーム事業を展開する企業です。暗号資産取引所クリプトドットコムと提携し、株主向けに新たなデジタルトークンを配布する計画が好感されました。

ナイキ(NKE)

株価変動: +4.12%
詳細: 世界最大級のスポーツ用品メーカーです。エリオット・ヒルCEOが自社株を購入したことが開示され、経営陣の自信の表れとして投資家に前向きに受け止められました。

エヌビディア(NVDA)

株価変動: -0.55%
詳細: AI向けGPUで圧倒的なシェアを持つ半導体メーカーです。競合チップ台頭への警戒感が重しとなりましたが、中国向け販売再開の可能性が引き続き注目されています。
*関連記事「2026年新春展望:エヌビディア復活のシナリオと「空白の540億ドル」

テスラ(TSLA)

株価変動: -1.00%
詳細: 電気自動車を主力とし、エネルギー貯蔵や自動運転技術にも注力する企業です。第4四半期の納車台数発表を控え、減少予測への警戒感から株価は軟調でした。

ヘクラ・マイニング(HL)

株価変動: -1.54%
詳細: 米国最大級の銀生産会社です。CMEグループによる証拠金要件引き上げを受けて銀価格が急落し、貴金属関連株として売りが出ました。

ニューモント(NEM)

株価変動: -1.97%
詳細: 世界最大級の金鉱山会社で、金を中心に銅などの資源開発も手がけています。貴金属価格全体の下落を受け、セクター全体とともに株価が下押しされました。

コーセプト・セラピューティクス(CORT)

株価変動: -50.42%
詳細: 内分泌系疾患向け治療薬を開発するバイオ医薬品企業です。主力薬レラコリラントについてFDAが追加の有効性データを求めたことで、先行き不透明感が強まり急落しました。

*過去記事 株価変動

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