止まらないロケット・ラブ!前日比+10%急騰で77.55ドルへ。SDA契約とiQPS成功が燃料に

  • 2025年12月23日
  • 2025年12月23日
  • BS余話

先日お伝えした米国宇宙開発庁(SDA)からの8億1600万ドル(約1200億円)という過去最大規模の防衛契約獲得のニュースは、ロケット・ラブ( RKLB)にとって2025年を締めくくる序章に過ぎませんでした。

この週末から週明けにかけて、同社は「打ち上げ実績」と「株価」の両面でさらなるマイルストーンを達成し、その勢いを加速させています。

日本の「iQPS」衛星打ち上げに成功

米国時間12月21日(日本時間22日)、ロケット・ラブはニュージーランドの発射場からエレクトロン・ロケットによるミッション「The Wisdom God Guides(知恵の神が導く)」の打ち上げに成功しました。

このミッションでは、日本の福岡に拠点を置くQPS研究所(iQPS)の小型SAR衛星15号機「スズナミ-I(QPS-SAR-15)」を予定通りの軌道へ投入しました。これにより、ロケット・ラブにとって2025年の打ち上げ回数は21回に達し、年間を通じてミッション成功率100%という完璧な記録を打ち立てました。

SDAとの大型契約で「防衛・製造分野」での信頼を勝ち取った直後に、本業である「打ち上げサービス」でもその高い信頼性を改めて証明した形です。

週明けの株価はさらに上昇、77ドル台へ

この「大型契約」と「打ち上げ成功」というダブルの好材料を受け、週明け12月22日(月)の米国株式市場でもRKLB株は高騰を続けました。

金曜日に前日比+17%の70.52ドルで引けた株価は、月曜日の取引でも買いが殺到。日中には一時78ドル台まで上昇し、最終的にこの日の取引を前日比9.97%高の77.55ドルで終えました。12月初旬には40ドル台だった株価は、わずか1ヶ月足らずで2倍近く(+90%超)に跳ね上がるという驚異的なパフォーマンスを見せています。

2025年を最高のかたちで完走

ロケット・ラブのピーター・ベックCEOは、SDA向けのミサイル追跡衛星という国家安全保障に関わる重要インフラの構築と、商業打ち上げの確実な遂行という両輪を成功させ、同社が「単なる打ち上げ企業」から「エンドツーエンドの宇宙ソリューション企業」へと完全に脱皮したことを市場に印象付けました。

投資家の視線はすでに2026年のさらなる契約獲得と、開発中の大型ロケット「Neutron」の進捗に向けられています。

情報ソース: Barron’s: “3 Reasons Rocket Lab Stock Is Headed to the Moon” (By Al Root, Dec. 22, 2025)

※本記事は情報の提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。

過去記事: ロケット・ラブ (RKLB) 米軍事衛星8億ドルの超大型契約を獲得し株価爆上げ(2025/12/20)

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