12月24日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

12月24日(火)の米国株式市場は祝日短縮取引でしたが、主要3指数が3営業日連続で上昇を記録しました。以下は、24日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

スーパー・マイクロ・コンピュータ (SMCI)

株価変動: +6%
詳細: サーバーおよびストレージソリューションを提供するスーパー・マイクロ・コンピュータ。同社は最新の財務報告書提出の遅延によりナスダック上場廃止の危機に直面していましたが、2月25日までの提出期限延長を受けて危機を回避しました。このニュースを受け、投資家心理が改善し株価が上昇しました。

エヌビディア (NVDA)

株価変動: +0.4%
詳細: 高性能GPUを中心とした半導体製品で知られるエヌビディア。同社はAIモデルのトレーニングに適したチップを提供し、市場をリードしています。最新GPU「Blackwell」の成長見通しが好感され、モルガン・スタンレーが2025年のトップピックに選定しました。同社株価は年初来183%の上昇を見せています。

ブロードコム (AVGO)

株価変動: +3.2%
詳細: 半導体とエンタープライズソフトウェアを手掛けるブロードコム。2025年以降の成長機会が評価され、モルガン・スタンレーが注目銘柄に選びました。同社の多角的な事業展開が引き続き市場の期待を集めています。
*関連記事「2025年の注目銘柄!ブロードコムの実力と投資家が見る未来

テスラ (TSLA)

株価変動: +7.4%
詳細: 世界的な電気自動車メーカーであるテスラ。自動運転技術やバッテリー技術に注力する同社は、業界の競争が激化する中でも堅調な成長を見せています。2024年の株価上昇率は86%に達し、業界内での地位をさらに確固たるものとしています。

USスチール (X)

株価変動: +1.9%
詳細: 米国を代表する鉄鋼メーカーであるUSスチール。同社の買収案をめぐる議論が続く中、株価は小幅上昇しました。最終判断はバイデン大統領によって行われる予定であり、注目を集めています。

ディー・ウェーブ・クアンタム (QBTS)

株価変動: -2.5%
詳細: 量子コンピューティングの先駆者であるディー・ウェーブ・クアンタム。同社は新たな資金調達の一環として混合型棚登録を申請しました。株価は下落したものの、年初来では803%の上昇を記録しており、高い注目を集め続けています。

リモネイラ (LMNR)

株価変動: -7%
詳細: 柑橘類やアボカドの生産・販売を手掛ける農業企業リモネイラ。2025年度のアボカド生産量が前年より大幅減少する見通しが示されたことで、株価が下落しました。

インターナショナル・シーウェイズ (INSW)

株価変動: +9.3%
詳細: 原油および石油製品の輸送を行うインターナショナル・シーウェイズ。S&Pスモールキャップ600への組み入れが発表され、株価が大幅に上昇しました。同社の安定した収益基盤が市場の期待を集めています。

ネットフリックス (NFLX)

株価変動: +2.3%
詳細: ストリーミング業界を牽引するネットフリックス。同社はライブイベントやスポーツ中継を通じたエンゲージメント強化戦略を進めています。また、競争環境の緩和が成長を後押ししており、株価は引き続き好調です。キーバンクが目標株価を1,000ドルに引き上げたことも株価上昇の要因となりました。
*関連記事「ネットフリックスの目標株価、1000ドルへ!楽観的な成長ストーリーの行方とは?


*過去記事 株価変動

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