新時代のオンラインショッピング:ショッピファイとアマゾンの驚きの連携

オンラインショッピングプラットフォームの2大巨頭、ショッピファイ(SHOP)とアマゾン(AMZN)が協力関係を築く新しい契約を発表しました。この提携は両社だけでなく、加盟店や消費者にもメリットが多く、市場の反応も上々です。

プライムで購入、ショッピファイ店舗に登場

新契約により、ショッピファイのプラットフォームを利用している加盟店は、「Buy with Prime(プライムで購入)」のオプションを商品ページに統合できるようになります。これにより、消費者はアマゾンの財布を利用して迅速な配送や返品など、アマゾンのプライム会員特典を享受できるようになります。

以前は、加盟店が独自にBuy with Primeをページに追加することしかできませんでしたが、それはショッピファイの利用規約に一部違反しており、プラットフォームが手数料を徴収したり、取引データを見たりすることを妨げていました。

アナリストからの評価

ウェドブッシュのアナリスト、スコット・デビット氏は、この新しい契約が、2023年には2300億ドルに達すると予想されるショッピファイの商品総量(GMV)を、アマゾンがより簡単に獲得する道を開くと評しています。

また、アマゾンのプライム会員特典をより多くのサイトに拡大することで、その価値も高まると同氏は見ています。

株価への影響

株価もこのニュースに反応しました。ショッピファイの8月31日の終値は10.8%高の66.49ドル。アマゾンは2.18%高の138.01ドルとなり、ともに大きく上昇しています。

加盟店と消費者にもメリット

オッペンハイマーのケン・ウォン氏は、このオプションの正式なサポートが開始されたことで、より多くの加盟店が参入する可能性があると指摘しています。同氏はショッピファイの格付けをアウトパフォーム、目標株価を80ドルとしています。

ショッピファイの決済収入への影響

この提携によって、ショッピファイの決済収入からアマゾンのBuy With Primeが大きな割合を占める心配もなくなりました。すべての取引はShopify Paymentsを通じて処理され、「データへの完全なアクセスと、少なくともいくばくかの手数料」が期待できるとウォン氏は言っています。

まとめ

この新しいショッピファイとアマゾンの提携は、両社にとって、加盟店、そして消費者にとっても多くのメリットをもたらすと予測されます。オンラインショッピングがますます普及する中で、このような連携は業界全体を活性化させる要素となることが期待されます。

*過去記事はこちら ショッピファイ SHOP アマゾン AMZN


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