エヌビディアは地球上で最も重要なハイテク企業

アップル(AAPL)とアルファベット(GOOGL)は別として、エヌビディア(NVDA)は新しいテックの王様かもしれないと、あるアナリストが主張しています。

エバーコアISIのアナリスト、C.J.ミューズ氏は3月28日付けの新しいノートで、「エヌビディアは今日最も技術的な企業かもしれない」と述べました。同アナリストは、エヌビディアの格付けを「アウトパフォーム」に、目標株価を375ドルに据え置いています。

ミューズ氏のエヌビディアに対する明るい見方は、同社が1,600人以上の講演者を集めて約1,000のセッションを開催し、注目を集めたアナリスト・デーの直後に発表されたものです。

「エヌビディア は、クラス最高のハードウェア・アクセラレータ・ソリューションである GPU に加え、DPU や CPU、さらには接続性や相互接続といった他の分野でもポートフォリオを拡大し、その専門性を高めている。そして、これらの複雑なソリューションをシームレスに実行するために、エヌビディアは、基礎的なレベルとアプリケーション固有のレベルの両方でソフトウェアの開拓を続けている」と同氏は分析。

「これは、同社のTAM(獲得可能な最大市場規模)の拡大とAIの全体的な民主化にとって重要なことである。GTCのようなイベントでは、さまざまな顧客やエコシステム・パートナーが、NVDAとともに推進している進歩や、今後10年以上にわたって成長を続けるための明確なロードマップを強調し、これらの点が強調されている」とミューズ氏は述べています。

エヌビディアが力を注いでいる分野の1つは、自律走行プラットフォームです。先週のエヌビディアのカンファレンスで、CEOのジェンスン・フアン氏は、今後6年間で110億ドルの車両技術受注パイプラインがあることをアピールしました。

カンファレンスでエヌビディアは、自動車関連のソフトウェア、ハードウェア、データセンターサービスの潜在的な市場を3000億ドルと見ていることを明らかにしました。

エバーコアのミューズ氏は、「車両技術、データセンター機能、接続性、AI/シミュレーション(オムニバース)などに広がる進歩が今日の自動車産業の変革を可能にし、今後10年間の自動車サービスの収益化から推定2兆ドルの機会(主に自律走行やMobility-as-a-Serviceが主導)につながっていく」と指摘しています。

*過去記事はこちら  エヌビディアNVDA

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