マイクロソフトの好決算が確認された今、注目すべき11銘柄

マイクロソフト(MSFT)の好決算が前日1月25日に発表されて、26日の米国市場は一挙に好転しています。
マイクロソフト 好決算を発表、株価は一時の下落から上昇へ

防波堤としての機能を期待されていたマイクロソフトが見事にその期待に応えてくれました。マイクロソフトの明るいガイダンスはウォールストリートの注目を集めましたが、同社の業績の詳細は、企業向けソフトウェアやクラウドコンピューティングの同業他社のセンチメントを高めるものでした。

アナリストの中には、2022年に向けてソフトウェアの売上が鈍化する可能性があると指摘する人もいます。特にエンタープライズ分野では、自宅での仕事が定着し始めたことで企業からの支出が減り、ソフトウェアの売上が落ち込む可能性があるとしていました。

そうした見方の代わりにマイクロソフトが示したのは、企業がソフトウェアへの支出を継続し、同社のクラウドコンピューティングプラットフォームであるAzureがさらに急速に成長するだろうということでした。

シティのアナリストであるタイラー・ラドケ氏は、「コマーシャルブッキングの強さをはじめとする先行指標が加速していることや、来期のAzure収益の伸びが加速する見通しであることから、投資家は安心したのではないか」「このメガキャップ企業は、規模の大きさに関わらず、印象的な二桁の売上と純利益の成長を続けている」と述べています。

ラドケ氏は、マイクロソフトを「買い」とし、目標価格を386ドルとしています。「当社は、マイクロソフトを引き続き当社の最上位メガキャップとして評価しており、同社の2桁台の成長方式は卓越しており、防御的であると考えている」と付け加えました。

ラドケ氏は、マイクロソフトの業績には明るい兆しがあると述べています。特に、エンタープライズソフトウェアとクラウドコンピューティングの同業他社の予約が好調であることが挙げられます。

ラドケ氏は、そうした銘柄として、エンタープライズでは、サービスナウ(NOW)、テラデータ(TDC)、アンシス(ANSS)、インフォマティカ(INFA)、ナイス(NICE)などをピックアップ。

クラウドでは、データドック(DDOG)、モンゴDB(MDB)、エラスティック(ESTC)、スノーフレーク(SNOW)、コンフルエント(CFLT)、ハシコープ(HCP)をあげています。

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