アップル アナリストの強気の評価により2%上昇

アップル(AAPL)の株価は12月6日のマーケットで前日比2.15%増となりました。これは、新しくアップルのカバーレッジを開始したキーバンクのアナリスト、Brandon Nispel氏による強気の評価によるものです。

同氏は、アップルの格付けを「オーバーウェイト」とし、1年後の目標株価を191ドルに設定しました。これは6日の終値165.32ドルから見ると、16%あまりの上昇余地があることを意味します。

同氏は、アップルのビジネスには、株価を上昇させる3つの潜在的なカタリストがあると見ています。

1つ目は、5G接続への欲求がアップグレードサイクルを促進し、iPhoneの売上を押し上げること。2つ目は、アップルが新製品によって収益源の多様化を進めていくこと。そして3つ目は、アップルのサービス部門の成長が利益を拡大することです。

高速の5Gワイヤレスネットワークの成長により、アップルにとって最も重要な製品であるiPhoneの需要は引き続き増加するはずであり、また、iPhone、Mac、iPadが売れれば売れるほど、着実に増えているユーザーに利益率の高いサービスをより多く提供できるようになるはずだと同氏は見ています。これは、継続的な利益成長のための強力な公式であり、ひいては株主の利益にもつながるとしています。

さらに、ブルームバーグによると、アップルは新しい拡張現実グラスや野心的な自動運転車の構想など、製品ラインアップを広げるための準備も進めています。これらの新しいプロジェクトは、アップルのすでに膨大なアドレス可能な市場を拡大するのに役立つはずだと Nispel氏は考えています。

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