ピンタレスト暴落 アナリストの格下げ相次ぐ

昨日、7月29日の決算発表「ピンタレスト 決算発表後に暴落」を受けて、30日の市場でピンタレスト(PINS)の株価は前日比19%ダウンの58.31ドルと暴落しています。

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ロックダウン規制の緩和がユーザー数の増加に悪影響を及ぼしていることを決算で発表したことに対して、ウォールストリートのアナリストたちは厳しい評価を下しました。

ピンタレストを担当している28人のアナリストのうち、少なくとも半数が目標価格を引き下げ、何人かが格下げを行いました。平均目標価格は現在59.46ドル。決算前80ドル近くだった数字からは3割近いダウンです。

エバーコアISIのアナリストであるマーク・マハニー氏は、「アウトパフォーム」から「インライン」に格下げし、目標価格を98ドルから60ドルに引き下げました。

リサーチノートの中で同氏は、ピンタレストの経済再開後のパフォーマンスをツイッター(TWTR)と対比させています。

昨年、ロックダウン命令が発令された際、ピンタレストは大手ソーシャルメディア企業の中でユーザー数を相対的に最も大きく増加させ、ツイッターは2番目に大きく増加させました。

しかし、ピンタレストは第1四半期に米国で700万人のユーザーを失ったのに対し、ツイッターが失ったのは100万人でした。また、ツイッターは、米国内のユーザー数が前年同期比で11%増加したと、マハニー氏は書いています。

同氏は、グーグル検索の変更がピンタレストのユーザー動向にマイナスの影響を与えたと指摘した上で、より収益性の高いモバイルユーザーの増加が米国内では緩やかだったことに言及、世界全体では前年同期比で20%増加したのと対比しています。

モバイルユーザーは、ピンタレストの売上の「かなりの部分」を占めていると同氏は述べています。

 

J.P.モルガンのアナリストであるダグ・アンマス氏も、目標価格を切り下げ、株式を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に格下げしました。

2023年の推定売上高43億ドルの10.5倍に相当する68ドル(従来は95ドル)を新たな目標株価として設定しています。

アンマス氏は、第2四半期の結果を受けて、パンデミック関連の利益が出た後の今後のMAUの伸びに懸念を抱いていると述べています。

また、同氏は、ピンタレストの主力商品を、従来の「アイデアを閲覧・保存する」モデルから、ユーザーがクリエイターとつながるための目的のものへと移行させる計画にも懸念を抱いています。

第2四半期時点で22の市場で展開されている “Idea Pins “は、初期の段階では一定の評価を得ているそうですが、ユーザーがよりリッチなストリーミングコンテンツやビデオコンテンツの視聴に切り替えることで、短期的には同社が不調に陥る可能性があると懸念しています。

新しいタイプのメディアは、同社のすべてのカテゴリーで機能するとは限らないとアンマス氏は考えています。

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