5月18日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2026年5月18日(月)の米国株式市場は、AI半導体株の売りが続き、ナスダックが0.5%安と2営業日続落しました。S&P500も0.1%安となる一方、ダウ平均は0.3%高で引けました。特に半導体株の下落が目立ち、SOX指数は2.5%安となり、直近2営業日で3月27日以来の大きな下げ幅を記録しました。

以下は、18日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

ライブランプ(RAMP)

株価変動: +27.34%
詳細: データ連携や広告向けデータ活用を支援する企業です。フランスの広告大手ピュブリシスが、同社を企業価値22億ドルで買収することで合意したことが発表され、株価が急騰しました。

バイオ・ラッド・ラボラトリーズ(BIO)

株価変動: +13.85%
詳細: ライフサイエンス向けの研究機器や診断関連製品を提供する企業です。アクティビスト投資家のエリオット・インベストメント・マネジメントが同社株を相当規模で取得したと報じられ、経営改善や株主還元への期待から株価が上昇しました。

ドミニオン・エナジー(D)

株価変動: +9.44%
詳細: 米国の電力・公益事業会社です。ネクステラ・エナジーが同社を全株式交換により約670億ドルで買収すると確認したことを受け、株価が大きく上昇しました。取引は今後12〜18カ月以内に完了する見込みとされています。
*関連記事「AI時代の幕開けを象徴する巨大ディール:ネクステラ・エナジーによるドミニオン買収が示唆する電力業界の未来

サービスナウ(NOW)

株価変動: +8.77%
詳細: 企業向けワークフロー管理ソフトウェアを提供する企業です。バンク・オブ・アメリカが同社の投資判断を「買い」で再開し、AIがソフトウェア業界を揺さぶる中でも、サービスナウはAIソリューションの恩恵を受ける可能性があると評価されたことが好感されました。
*関連記事「サービスナウ株が急騰 AI時代のソフトウェア株復活を示す重要サイン

セールスフォース(CRM)

株価変動: +3.43%
詳細: 顧客管理ソフトウェアを提供する大手SaaS企業です。サービスナウと同じくソフトウェア株が注目される中で上昇しました。ただし、バンク・オブ・アメリカは同社の投資判断を「アンダーパフォーム」で再開し、AI移行に伴う構造的なリセットを理由に慎重な見方を示しました。

ニューヨーク・タイムズ(NYT)

株価変動: +2.98%
詳細: 米国の大手メディア企業です。バークシャー・ハサウェイが同社株の保有比率を約3倍に増やしたことが材料視されました。メディア企業としてのブランド力やサブスクリプション事業への期待が意識されました。

バイドゥ(BIDU)

株価変動: +1.74%
詳細: 中国最大級の検索エンジンを運営するテクノロジー企業です。第1四半期の調整後純利益が市場予想を上回ったことが好感されました。また、AIを活用した中核事業が初めて売上全体の過半を占めたことも評価されました。

フォード・モーター(F)

株価変動: -2.76%
詳細: 米国の大手自動車メーカーです。欧州で新型車種を発表したほか、新子会社フォード・エナジーがEDFグループと最大20ギガワット時の蓄電システム販売に関する枠組み契約を結びました。ただし、朝方の上昇後は売りに押され、株価は下落しました。

テスラ(TSLA)

株価変動: -2.89%
詳細: 電気自動車と自動運転技術を手がける企業です。イーロン・マスクCEOは、米国でテスラのロボタクシーが年末までに広く普及する可能性に言及しました。また、スペースXのIPO準備にも触れましたが、市場では買い材料として十分に評価されず、株価は下落しました。

ネクステラ・エナジー(NEE)

株価変動: -4.61%
詳細: 再生可能エネルギーや電力事業を展開する大手公益企業です。ドミニオン・エナジー買収を発表した一方、買収規模の大きさや統合リスクが意識され、株価は下落しました。
*関連記事「AI時代の幕開けを象徴する巨大ディール:ネクステラ・エナジーによるドミニオン買収が示唆する電力業界の未来

コヒレント(COHR)

株価変動: -5.13%
詳細: 光通信、レーザー、材料技術などを展開する企業です。AIデータセンター向けの光ネットワーク需要で注目されてきましたが、ルメンタムと同様に著名AI投資家のポジション解消が嫌気され、株価が下落しました。
*関連記事「著名AI投資家が撤退 ルメンタムとコヒレント株急落は危険信号か

マイクロン・テクノロジー(MU)

株価変動: -5.95%
詳細: メモリ半導体を手がける企業です。韓国の裁判所が、競合であるサムスン電子の懸念を受け、メモリ市場への影響が意識されました。前週末にも金利上昇懸念を背景に株価が下落しており、売りが続きました。
*関連記事「サムスンのストライキ懸念で揺れるメモリ市場 マイクロン株急落が示す半導体業界の転換点

ストラテジー(MSTR)

株価変動: -6.08%
詳細: ビットコインを大量保有する企業として知られています。ビットコイン価格が下落したことに連動し、同社株も売られました。金利上昇への警戒感が暗号資産市場全体の重荷となりました。

ルメンタム・ホールディングス(LITE)

株価変動: -8.83%
詳細: 光通信部品や光ネットワーク関連製品を手がける企業です。高い債券利回りが成長株の重荷となる中、著名AI投資家レオポルド・アッシェンブレナー氏が第1四半期に同社株を売却していたことが明らかになり、投資家心理が悪化しました。
*関連記事「著名AI投資家が撤退 ルメンタムとコヒレント株急落は危険信号か

リジェネロン・ファーマシューティカルズ(REGN)

株価変動: -9.82%
詳細: バイオ医薬品を開発・販売する企業です。実験中の皮膚がん治療薬フィアンリマブの臨床試験で、無増悪生存期間において統計的に有意な改善を示せなかったことが嫌気されました。新薬開発への期待が後退し、株価は大きく下落しました。

*過去記事 株価変動

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