2026年3月24日(火)の米国株式市場は、中東情勢に大きな新材料が出なかったことで、投資家の関心が再び個別リスクに向かい、ハイテク株中心に軟調な展開となりました。ナスダック総合指数は0.9%安、S&P500は0.4%安、ダウ平均は85ドル安でした。特にソフトウェア株が大きく売られ、背景にはアポロ・デット・ソリューションズが投資家の解約を制限すると発表したことがあり、民間信用市場への不安が再燃しました。原油価格は反発したものの、市場全体ではソフトウェア株安が重荷となりました。
以下は、24日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。
ルメンタム・ホールディングス (LITE)
株価変動: +10.02%
詳細: 光通信機器を手がける企業です。四半期ごとのS&P500指数リバランスに伴い、新たに指数へ採用されたことが好感され、同業のコヒレントとともに株価が大きく上昇しました。
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コヒレント (COHR)
株価変動: +6.78%
詳細: 光通信・レーザー関連製品を展開する企業です。ルメンタムと同様にS&P500指数への採用が材料視され、買いが集まりました。
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マラソン・ペトロリアム (MPC)
株価変動: +4.89%
詳細: 米国の石油精製会社です。中東情勢の緊張緩和期待が後退し、原油価格が上昇したことを受け、エネルギー関連株として買われました。
APA (APA)
株価変動: +4.53%
詳細: 石油・ガスの探鉱開発を手がけるエネルギー企業です。原油価格の上昇を受け、収益改善期待から株価が上昇しました。
コア&メイン (CNM)
株価変動: +4.48%
詳細: 水道インフラ向け製品の流通企業です。第4四半期決算は市場予想をわずかに上回った一方、通期見通しは慎重でしたが、好決算が評価され株価は上昇しました。
スミスフィールド・フーズ (SFD)
株価変動: +4.26%
詳細: 食肉加工大手です。四半期決算で1株利益が83セントと市場予想の68セントを上回り、売上高も市場予想を超えたことが好感されました。
ジェフリーズ・フィナンシャル・グループ (JEF)
株価変動: +2.53%
詳細: 投資銀行業務を手がける金融サービス会社です。三井住友フィナンシャルグループが同社買収を検討していると英フィナンシャル・タイムズが報じ、思惑買いが入りました。
アポロ・グローバル・マネジメント (APO)
株価変動: +0.72%
詳細: オルタナティブ資産運用大手です。同社のプライベートクレジットファンドの一つが、発行済み持ち分の11.2%に相当する解約請求を受け、規定上限の5%で払い戻しを制限したことが明らかになりました。AIによるソフトウェア業界への影響懸念が、プライベートクレジット市場にも波及していることが意識されました。
データドッグ (DDOG)
株価変動: -5.15%
詳細: クラウド監視・分析ソフトを提供する企業です。AIがソフトウェア業界に与える影響や、プライベートクレジット市場のソフトウェア向け融資への懸念が広がる中で、ソフトウェア株全般の売りに押されました。
インテュイット (INTU)
株価変動: -5.44%
詳細: 会計・税務ソフトで知られる企業です。AIによる業界変化への懸念から、他のソフトウェア銘柄とともに下落しました。
ワークデイ (WDAY)
株価変動: -5.67%
詳細: 人事・財務向けクラウドソフト企業です。ソフトウェア業界全体のセンチメント悪化を受け、株価が大きく下落しました。
サービスナウ (NOW)
株価変動: -5.68
詳細: 業務自動化ソフトを提供する企業です。ソフトウェア株全般の下落の流れを受け、売りが広がりました。
セールスフォース (CRM)
株価変動: -6.23%
詳細: 顧客管理ソフト大手です。ソフトウェア株全体への売り圧力が強まる中で、同社株も大きく下落しました。
ガートナー (IT)
株価変動: -6.89%
詳細: IT分野の調査・助言サービスを提供する企業です。テクノロジー関連のコンサルティング事業も手がけており、ソフトウェア関連株への売りが波及して株価が下落しました。
エスティ ローダー (EL)
株価変動: -9.85%
詳細: 化粧品大手です。スペインのプイグ・ブランズとの合併協議を進めていることを確認し、先行き不透明感が嫌気されて株価が大きく下落しました。
サークル・インターネット・グループ (CRCL)
株価変動: -20.11%
詳細: 米ドル連動型ステーブルコイン「USDC」の発行企業です。米国の暗号資産市場構造法案を巡り、ステーブルコイン残高に対する利回り付与を制限する妥協案が浮上したことで、USDCの普及インセンティブが弱まるとの懸念が広がり、株価が急落しました。USDCの流通・収益面で関係の深いコインベースにも売りが波及しました。
*過去記事 株価変動
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