BofAが厳選!2026年に注目すべき「E.L.F. ビューティー」など期待の小型株5選

  • 2026年1月18日
  • 2026年1月18日
  • BS余話

2026年、株式市場の潮目が大きく変わりつつあります。長年、市場のスポットライトを独占してきた大型ハイテク株から、中小型株への資金シフトが鮮明になっています。バロンズ誌(2026年1月16日付)の記事が報じた事実情報を基に、この転換期における小型株の将来性を分析します。

歴史的な割安感と「66%の収益成長」という衝撃

過去15年間にわたり、大型株で構成されるS&P 500が608%のリターンを記録した一方で、ラッセル2000のリターンは303%に留まっています。この長期にわたるパフォーマンスの乖離は、中小型株に強烈な「割安感」をもたらしました。

特筆すべきは、2026年の収益成長の見通しです。ラッセル2000の収益成長率は66%と予測されており、これはS&P 500の15%という予測を大幅に上回ります。2022年後半のChatGPT登場以降、利益を伸ばし続けてきた大型株に対し、小型株は長らく収益の後退期にありました。しかし、その「収益のリセッション」が明け、現在は急激な回復局面にあると判断できます。

バリュエーションから読み解く投資の「質」

投資家が注目すべきは、指数の裏側にある「収益性」と「価格」のバランスです。S&P 500の予想PER(株価収益率)が25倍という高値圏にある中、収益性が基準となるバンガードS&Pスモールキャップ600(VIOO)などの対象指数、S&P SmallCap 600は18倍に抑えられています。

一方で、赤字企業を多く含むラッセル2000のPERは41倍に達しており、小型株の中でも「利益を出している優良企業」への選別投資が重要である事を示唆しています。2025年11月初旬から、ラッセル2000が9.2%の上昇を見せている動きは、投資家がこれまでの「大型株一辺倒」のポートフォリオを修正し始めた兆候と考えられます。

大企業のイノベーションが小型株へ波及する構造

大型企業による野心的な技術革新は、実はその周辺に位置する小型株に大きな成長機会を提供します。テスラ(TSLA)が予測する「Optimus」ロボットによる外科手術の自動化や、ウォルマート(WMT)がアルファベット(GOOGL)と提携して展開する4000万人規模のドローン配送網は、膨大なサプライチェーンを必要とします。

BofA証券が推奨するデュオリンゴ(DUOL)やE.L.F. ビューティー(ELF)、そして航空需要を担うアラスカ・エア・グループ(ALK)などの銘柄は、こうしたマクロ経済の変化や消費行動の変容を機敏に取り込める位置にあります。特に物流インフラのナイト・スウィフト・トランスポーテーション(KNX)や、エネルギーインフラのサウスウェスト・ガス・ホールディングス(SWX)などは、国内製造業の再活性化と連動して再評価される可能性が高いといえます。

政策的な「利下げ」と「製造業支援」がもたらす追い風

今後の小型株の持続的なラリーには、トランプ政権の経済政策が決定的な役割を果たします。政権による住宅ローン担保証券の大量購入発表は、住宅市場の活性化を通じて国内景気に敏感な小型株に恩恵をもたらします。

また、小型株は製造業指標であるISM製造業景況指数(PMI)と連動する傾向が強いため、利下げによる10年債利回りの低下は、業績拡大の強力なエンジンとなります。BofAのジル・ケアリー・ホール氏が分析するように、小型株の利益成長が加速する局面では、市場を平均で9ポイント上回るアウトパフォームが期待できます。2026年は、バリュエーションの修正と劇的な収益回復が重なる、小型株にとっての「復活の年」になると推測されます。


情報ソース: Barron’s: “While Big Tech Gets the Headlines, Small-Caps Are Rallying. Will It Last?” (By Jack Hough, Jan 16, 2026)

※本記事は情報の提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。

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