1月7日の米国市場で注目された大きく動いた銘柄

2026年1月7日(水)の米国株式市場は、2026年初の下落となりました。ダウ平均は466ドル安(-0.9%)、S&P500は-0.3%と、ともに3日続いた上昇が途切れました。一方、ナスダックは0.2%高と小幅に上昇しました。セクター別では公益事業が約3%安と最大の下落となり、エネルギーや不動産も軟調でした。背景には、トランプ大統領が大口投資家による戸建て住宅購入の禁止方針や、防衛企業の配当・自社株買いへの批判を示したことがあり、関連株に売り圧力がかかりました。

以下は、7日に注目され、株価が大きく動いた銘柄とその詳細です。

ベンティックス・バイオサイエンシズ(VTYX)

株価変動: +36.62%
詳細: 炎症性疾患向けの経口治療薬を開発する米国のバイオ医薬品企業です。イーライ・リリーによる10億ドル超の買収協議が報じられ、買収プレミアム期待から株価が急騰しました。

イーライ・リリー(LLY)

株価変動: +4.14%
詳細: 糖尿病や肥満治療薬で高成長を続ける米国の大手製薬会社です。新薬パイプライン拡充を目的としたベンティックスの買収交渉が好感されました。

ゲームストップ(GME)

株価変動: +3.05%
詳細: ビデオゲームおよび関連商品の小売を手がける米国企業です。ライアン・コーエンCEO向けの新報酬制度案が成長志向として評価されました。

アルファベット(GOOGL)

株価変動: +2.48%
詳細: Googleを中核とする米国のIT・広告大手です。時価総額が約3.89兆ドルに達し、アップルを抜いて米国企業2位となったことが材料視されました。
*関連記事「アルファベットがアップルを逆転。時価総額2位浮上が示す「AI時代の新序列」

ストラテジー(MSTR)

株価変動: +2.44%
詳細: ビットコインを大量保有する投資会社で、旧マイクロストラテジーです。MSCIがデジタル資産関連企業の指数除外案を撤回したことが追い風となりました。

モービルアイ・グローバル(MBLY)

株価変動: +0.49%
詳細: 自動運転向け先進運転支援システムを開発する米国企業です。AIロボティクス分野のスタートアップ買収が成長期待を支えました。

アップル(AAPL)

株価変動: -0.77%
詳細: iPhoneを主力とする米国のテクノロジー大手です。時価総額でアルファベットに抜かれたことが意識され、小幅安となりました。

カルメイン・フーズ(CALM)

株価変動: -1.61%
詳細: 米国最大の鶏卵生産会社です。決算は予想を上回ったものの、卵価格下落による売上減少が嫌気されました。

デッカーズ・アウトドア(DECK)

株価変動: -4.11%
詳細: HOKAやUGGブランドを展開する米国のアパレル企業です。証券会社による投資判断引き下げが重しとなりました。

シーゲイト・テクノロジー(STX)

株価変動: -6.71%
詳細: ハードディスクドライブを主力とする米国のデータストレージ企業です。前日の急騰後の反動で下落しました。

ウエスタン・デジタル(WDC)

株価変動: -8.89%
詳細: ハードディスクおよびフラッシュメモリを手がける米国のストレージ企業です。史上最高値更新後の利益確定売りが出ました。

ファースト・ソーラー(FSLR)

株価変動: -10.29%
詳細: 太陽光パネルを製造する米国の再生可能エネルギー企業です。投資判断引き下げにより、期待先行との見方が強まり急落しました。

ASTスペースモバイル (ASTS)

株価変動: -12.13%
詳細: 衛星通信技術を開発する米企業で、宇宙からのモバイル通信サービスを目指しています。アナリストが「売り」推奨。50%以上の下落リスクを指摘したことて、市場に対して強い警戒信号を送る結果となりました。
*関連記事「ASTスペースモバイルに「売り」判定。爆騰の裏で何が起きているのか?

*過去記事 株価変動

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