エヌビディア株価上昇の理由はOpenAIへの投資!AI市場の未来を読む

エヌビディア(NVDA)の株価は10月3日、チャットボット開発企業であるOpenAIへの投資が報じられたことを受けて上昇しました。チップメーカーであるエヌビディアの株価は正午過ぎの段階で3.55%上昇し、123.07ドルに達しました。

今回の動きは、OpenAIが新たに66億ドルの資金調達を行ったというニュースに続くものです。OpenAIは2日の夜遅くに、総評価額が1570億ドルに達したことを発表しましたが、資金調達ラウンドに参加した企業の名前は公開していません。しかし、ウォール・ストリート・ジャーナルは、事情に詳しい人物の話として、エヌビディアが1億ドルを投資したと報じました。
*関連記事「OpenAI、66億ドルの資金調達で評価額1570億ドルに急上昇!AIリーダーシップをさらに強化

市場関係者はこの提携を、エヌビディアが人工知能(AI)分野に対して持つ強いコミットメントの象徴と捉えているようです。2022年後半にChatGPTが発表されたことが、AI関連投資のブームを引き起こし、エヌビディアは「マグニフィセント・セブン」と呼ばれるビッグテック企業群の一角に名を連ねることとなりました。

今回の投資がエヌビディアにもたらす可能性のあるメリットは、OpenAIのチップ購入計画に対するより深い情報を得ることです。エヌビディアのグラフィック処理ユニット(GPU)は、ChatGPTのような大規模言語モデルを動かすために最適なハードウェアですが、競合他社もその差を縮めようと激しく競争しています。他社は入手が難しい情報を得ることで、エヌビディアが優位に立てる可能性があります。

エヌビディアとAI投資の将来

エヌビディアの今回の投資は、AI分野での地位をさらに強固なものにする動きと見られています。特に、大規模言語モデルの需要が増える中で、エヌビディアのGPUは引き続きその核心的役割を担っています。同時に、競合他社の台頭が予想される中で、エヌビディアはOpenAIとの提携を通じて、次なるAI技術の進化をリードしていくことが可能となります。

*過去記事はこちら  エヌビディアNVDA

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