イーロン・マスクがエヌビディアを絶賛!その理由と投資の見通し

エヌビディア (NVDA) は、人工知能(AI)の進歩とその技術のビジネスへの影響について期待している投資家たちにとって、魅力的な存在です。最近ではテスラ(TSLA)のCEO、イーロン・マスク氏が同社に対して肯定的なコメントをして話題になりました。

エヌビディアとそのAI能力についてのマスク氏のコメント

7月19日に行われた決算説明の電話会議でマスク氏はテスラがエヌビディアのハードウェアをたくさん使っており、さらに出来るだけ多くの同社のハードウェアを手に入れたいと思っている旨を語ったあと、以下のように述べています。

「CEOのジェンセン・ファンには多大な敬意を払っている。ジェンセンとエヌビディアを心から尊敬している。彼らは素晴らしい仕事をしてくれた。率直に言って、彼らが十分なGPUを提供してくれるなら、Dojoは必要ないかもしれない。しかし、彼らにはそれができない。彼らは多くの顧客を抱えているからね。」

テスラとエヌビディアのパートナーシップ

テスラは、自動運転ソフトウェアの改善のためにエヌビディアのハードウェアと関連ソフトウェアを使用しています。テスラのDojoコンピューティング・プラットフォームは、エヌビディアのハードウェアとともに、自動車の自動運転を支えています。この事実は、エヌビディアが自動運転という業界の重要なプレーヤーであることを再認識させてくれます。

エヌビディアの株価と投資の見通し

マスク氏のコメントはエヌビディアにとって強気の材料ですが、7月20日の市場でエヌビディアの株価は動いていません。しかし、マスク氏のコメントとAIコンピューティングの需要急増は、エヌビディアの株価が、第1四半期に大成功を収めた5月下旬以降、50%以上上昇している要因を示しています。

また、興味深いことに、テスラの株価もエヌビディアの四半期報告以来50%以上上昇しています。テスラはAI銘柄にもなっており、第2四半期の決算説明会では、Dojo、自動運転、AIに関する質問が大半を占めていました。

エヌビディアの将来見通しと分析

エヌビディアは、8月下旬に第2四半期決算発表が予定されていますが、ウォール街のアナリスト、クリストファー・ローランド氏は、「(ハードウェア)、ネットワーキング、AIシステムの争奪戦が激しさを増す中、またもやビートを期待する」と述べています。同氏は2025年度の1株当たり利益を15ドルと予想しており、エヌビディア株の格付けを「買い」、目標株価は575ドルとしています。

以上のように、マスク氏のコメントと市場の状況を考えると、エヌビディアは引き続き投資家にとって魅力的な選択肢であると言えます。特に、AIや自動運転といった未来のテクノロジーへの投資を考えている人にとっては、エヌビディアはそのポートフォリオにおいて重要な存在になると思われます。

*過去記事はこちら  エヌビディアNVDA

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