エヌビディアとスノーフレーク、生成AI技術提供で提携:株価に与える影響は?

エヌビディア(NVDA)とスノーフレーク(SNOW)が生成AI技術提供で提携した件について、ウォール街のアナリスト達はこの提携をクラウドベースのデータウェアハウス企業、スノーフレークの潜在的な成長ドライバーと位置づけています。
*「エヌビディアとスノーフレイクが生成AI技術提供で提携

スノーフレークの株価は、6月27日の市場で4.23%上昇。一方、エヌビディアも3.06%上昇しました。

今年に入ってから、AI関連銘柄は大きく上昇。エヌビディアが180%上昇したほか、メタ・プラットフォームズ(META)とマイクロソフト(MSFT)の株価は、それぞれ138%と38%の上昇しました。

それに比べ、スノーフレークの株価は今年20%上昇しているに過ぎません。しかし、米国みずほ証券のアナリスト、ジョーダン・クライン氏は、今回のパートナーシップがスノーフレークの株価をさらに上昇させるだろうと考えています。

「SNOWとNVDAの両社は、企業や組織のAIへの取り組みや開発において、2つの重要な目標に取り組むことになるため、長期的には『勝者』になると思う」とクライン氏はコメントしています。

クライン氏は、スノーフレークにとって、時間が経てば経つほど上向く可能性が高いとも付け加えています。クライン氏だけではなく、他のアナリスト達もこの提携に強気です。

エバコアISIのアナリスト、カーク・マテルネ氏は、「この関係は、SNOWのAIへのプッシュを加速させ、顧客がデータ・クラウド上で直接開発できるようにするのに役立つと我々は考えている」と述べています。

マテルネ氏はスノーフレークの格付けを「アウトパフォーム」とし、目標株価190ドルと評価。同じエバコアのアナリスト、C.J.ミューズ氏は、エヌビディアの格付けを「アウトパフォーム」とし、目標株価を550ドルと評価しています。

エヌビディアとスノーフレークの提携は、2つのテクノロジー巨人が共同でAIの未来を築く新たなステージを示しています。これは、AI技術の進歩とその投資機会に注目が集まっている現在、投資家にとって注目すべき動きとなっています。

*過去記事はこちら  エヌビディアNVDA スノーフレーク SNOW

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