AIを用いたデュオリンゴの成長力!今後10年で5倍株になる可能性とは?

テクノロジーは地球上の様々な産業に影響を及ぼしており、特に教育分野はデジタル化によって大きな変貌を遂げています。デュオリンゴ(DUOL)は、特にあるセグメントで主導権を握っている言語学習プラットフォームです。

多くの人がグローバルな言語を習得したいと考えており、英語などグローバルな言語を習得することは就職に有利になるだけでなく、海外旅行にも役立ちます。しかし、長期間にわたる教室でのレッスンに時間を割くことは難しいものです。そんな問題を克服するために、デュオリンゴはいつでもポケットに入るゲーム感覚の言語学習プラットフォームを提供しています。

デュオリンゴはスマートフォンやモバイルデバイス向けに設計され、毎月6070万人に利用されています。基本利用は無料ですが、追加機能にお金を払うことを望むユーザーにサブスクリプションを販売することで収益を得ています。2022年末には420万人が有料プランを利用し、前年比で67%増という驚異的な伸びを示しています。

さらに、デュオリンゴはオープンAIと提携し、人工知能を活用した新サブスクリプション「Max」を導入しました。これにより、ユーザーにフィードバックを提供するExplain My Answerや、会話スキルを向上させるRoleplayなどの新機能が追加されています。これによってデュオリンゴのマネタイズの機会は大幅に増加する可能性があります

デュオリンゴの売上は2019年に7070万ドルでしたが、2022年には年平均成長率73.5%で3億6950万ドルに成長しました。このような驚異的なペースでの成長を維持することは難しいと思われますが、今後10年間で売上を年率17.5%で拡大することができれば、株価は5倍になります。成長が鈍化する可能性があるものの、大きな基盤を持つ同社であれば、5倍株になることは十分に可能だと思われます。

世界中で20億人が語学を学んでいると推定されることを考えると、同社はまだそのチャンスを十分に活用しているとは言えません。

*過去記事「億り人になりたければ、20万ドルをこの銘柄に投資して2030年まで待ってみて(2)

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