億り人になりたければ、20万ドルをこの銘柄に投資して2030年まで待ってみて(2)

多くの方に読んでいただいた「億り人になりたければ、20万ドルをこの銘柄に投資して2030年まで待ってみて(1)」の続編です。
2030年までに5倍に成長する可能性があり、辛抱強い投資家に報いることができる2つの銘柄をモトリーフールがピックアップしていますので、ご紹介します。

デジタルオーシャン(DOCN)

デジタルオーシャンは、Azureプラットフォームを持つマイクロソフト(MSFT)や、Amazon Web Services (AWS)を持つアマゾン(AMZN)などの技術王が支配するクラウドコンピューティングビジネスを展開しています。

デジタルオーシャンの強みは、その規模の小ささであり、巨大な競合企業にとってはニッチすぎる市場領域にサービスを提供していることです。

同社が重視しているのは「シンプルさ」です。デジタルオーシャンは、AWSやAzureの平均的なクライアントよりも開発経験の少ないユーザー(例えば、スタートアップ企業など)が運営する小規模なアプリケーション向けに設計されています。

そのため、価格競争を重視しており、製品構成によってはAWSよりも最大56%安くすることができます。帯域幅の観点からは、1ギガバイトあたり0.01ドルという業界最安値の価格設定となっています。

デジタルオーシャンの株価が2030年までに400%成長するためには、現在の売上高に対する価格比が一定であると仮定して、複利ベースで年率22.5%の増収が必要となりますが、2018年から21年までのCAGR(年平均成長率)は28%と、その数値を優に超えています。

過去3年間の好調な業績にもかかわらず、ウォール街のアナリストは2022年には売上の伸びが加速すると予想しています。デジタルオーシャンは売上5億6,200万ドルを実現する可能性があり、これは2021年と比較して約32%の増加となります。

また、同社はすでに利益を上げているため、今後、希薄化する資本調達のような混乱のリスクははるかに小さくなります。さらに、クラウドコンピューティング業界は、2030年には1兆ドルをはるかに超える規模になると予想されており、デジタルオーシャンには大きな売上の機会が待ち受けています。

*過去記事はこちら デジタルオーシャン DOCN

デュオリンゴ(DUOL)

デュオリンゴは、世界有数の語学教育プロバイダーです。同社の成功は、レッスンをインタラクティブなゲームにするという、スマートフォンベースのアプローチに由来しています。

デュオリンゴアプリは現在、アルファベットのGoogle Playストアの教育カテゴリ全体で最も売上の多いアプリであり、アップルのApp Storeでも2番目に高い売上を記録しています。

全世界ですでに5億回ダウンロードされているにもかかわらず、デュオリンゴにはまだ膨大な成長の余地があります。現在、世界では18億人もの人々が言語を学んでおり、デジタル言語学習の市場は、2025年までに年間470億ドルの価値があると同社は推定しています。これは、オフラインの言語学習法の市場の2倍の速さで成長することになります。

また、同社は2019年にサブスクリプションやアプリ内課金によるマネタイズを強化し始めて以来、2030年までに株価を5倍にするために必要な22.5%を吹き飛ばす勢いで売上を伸ばしており、2019年から21年までのCAGR(年平均成長率)は86%です。

また、同社の月間アクティブユーザーのうち、有料会員に転換している割合も急速に高まっています。2019年には月間アクティブユーザーの3%が有料になっていましたが、2020年には4%に伸び、2021年の第3四半期には5.2%を超えています。

しかし、デュオリンゴにとって最も大きな成長は、こらから先にあるかもしれません。同社はインドなどの発展途上国に特に力を入れており、2020年にはアプリが400%も成長しました。2022年には、インドの5億人が初めてインターネットにアクセスすると予想されており、デュオリンゴの対応可能な市場は大幅に拡大します。

デュオリンゴは、有望な成長段階のごく初期の段階にある企業であり、ここから何倍にも成長する可能性を秘めています。

*過去記事 「デュオリンゴ 売上が予想を上回り、格上げ

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