急成長が期待できるクラウド企業としてZスケーラーを格上げ

クラウドベースのセキュリティソフトウェアを提供するZスケーラー(ZS)を、UBSが「進化するサイバーの課題に対処する態勢が整っている」クラウド企業として、高い成長の見通しがあると判断し、「買い」にアップグレードしました。

UBSのアナリストであるロジャー・ボイド氏は、Zスケーラーの支出とパイプラインについて、顧客は引き続き高い評価をしていると述べています。以前、同社を「ニュートラル」と評価していた同氏は、同社がクラウドセキュリティで急速な成長を見せると予想していまs。

Zスケーラーの株価は、11月下旬の決算発表以降、約30%後退していますが、これは、投資家にとって魅力的なエントリーポイントになるとボイド氏は書いています。

「市場は成長期待、販売効率、競争について悲観的になりすぎていると」と同氏は述べ、Zスケーラーが2024年度に30%の売上成長を達成すると予想しています。

サンフランシスコを拠点とするZスケーラーの2022年度第1四半期の売上は2億3,050万ドルで、コンセンサス予想の2億1,200万ドルを上回りました。第2四半期の売上高は2億4,000万ドルから2億4,200万ドルを見込んでおり、これはファクトセットが調査したアナリストの予想である2億4,110万ドルを上回っています。

しかし、ボイド氏は、Zスケーラーの市場倍率がより高いことを理由に、目標株価を380ドルから350ドルに引き下げました。

ファクトセットの調査によるとアナリストは、Zスケーラーの株価を平均して「オーバーウェイト」と評価し、平均目標株価を383.48ドルとしています。

Zスケーラーの株価は、1月10日、マイナスで始まりましたが、その後上昇、2.92%増の269.18ドルで取引されています(米国東部時間2:28PM )。

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