ロク アナリストの格上げで急騰

9月23日の市場でロク(ROKU)の株価が上昇しています。グッゲンハイムのアナリストであるマイケル・モリス氏は、ロクの格付けを「ニュートラル」から「買い」に引き上げ、目標株価を395ドルとしました。

モリス氏はリサーチノートの中で、「コネクテッド・テレビ広告市場は急速なペースで成長を続け、ロクは主要な受益者になるだろう」と予想しており、「同社の国際的な事業拡大、ターゲット・マーケティング・パートナーシップの可能性、広告ツールの拡充などの価値が過小評価されている」と述べています。

同氏はまた、株価の現在の水準は、投資家にとって「魅力的なエントリーポイント」であると述べています。

ファクトセットが調査した27人のアナリストは、ロクの株式に対する平均評価を「オーバーウェイト」、平均目標株価を483.09ドルとしています。7月につけた同株のこの1年間の最高値は490.76ドルです。

ロクは、第2四半期に予想を上回る収益と売上を計上しましたが、Covid-19規制の緩和に伴い、ストリーミング時間が減少しました。第2四半期のストリーミング時間は174億時間で、第1四半期に比べ10億時間減少し、アナリストの予想を大きく下回りました。

ロクの株価は23日の取引開始時で前日比3%以上上昇し、335ドル近辺で取引されています。

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