ロク、第3四半期で圧倒的な成績!株価一気に19%上昇の理由とは

ストリーミング・メディアの巨人であるロク(ティッカー:ROKU)が、予想を上回る第3四半期の売上とアクティブアカウントの純増を報告し、市場を驚かせました。

第3四半期:売上高とアクティブアカウントが急増

ロクの第3四半期の売上高は約9億1200万ドルと、前年同期比で20%近くも増加しました。アナリストのコンセンサス予想は8億5700万ドルでしたが、これを大きく上回る結果となりました。また、アクティブアカウント数も第2四半期から230万増の7,580万と、予想の7,530万を上回りました。

株価は一気に19%上昇

この予想を上回る好成績を受け、ロクの株価は11月1日のアフターマーケットで一気に19%近くも上昇。今年に入ってからの株価の上昇率は46%以上になっています。

第4四半期の見通しも好調

ロクは、第4四半期においても約9億5500万ドルの売上を見込んでおり、こちらも市場の予想を上回る数字です。また、調整後の利益(EBITDA)も1000万ドルを予想しています。

動画広告市場の回復が牽引

ロクは、第3四半期の動画広告市場が「堅調な回復」を示したと述べ、第4四半期の動画広告の伸び率も同様であると予想していますが、「不透明なマクロ環境と広告市場の回復にばらつきがある」として、引き続き慎重な姿勢を保つとのことです。

人員削減とコスト削減策

ロクは、2022年後半からの一連の人員削減を継続。従業員の10%にあたる約360人を解雇し、新規採用も制限。これにより、4500万ドル〜6500万ドルのリストラ費用が発生するとしています。また、オフィススペースの統合や外部サービスの支出削減、コンテンツポートフォリオの見直しも進行中です。

まとめ

ロクは、予想を上回る第3四半期の成績と積極的な今後の展望を発表。市場もこれを好感し、株価は急上昇しました。しかし、企業としては引き続き慎重な姿勢を崩さず、コスト削減策を進めるなど、堅実な経営を心掛けています。これからのロクの動向に注目です。

*過去記事はこちら ロク ROKU

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