バロンズ選定 2021年トップCEOリスト(1)

バロンズ選定 2021年トップCEOリスト」に選ばれたCEOの略歴をご紹介していきます。

ローラ・アルバー Laura Alber

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ウィリアムズ・ソノマCEO since 2010

CEOのローラ・アルバー氏のもと、ウィリアムズ・ソノマはアメリカのリビングルーム、ベッドルーム、キッチンを刷新しました。コビット・ショックで裕福な消費者が郊外に避難したとき、同社は適切な製品と強力なEコマース事業で準備を整え、2020年の売上高は15%増、1株当たり利益は9.04ドルと約2倍になりました。

アルバー氏(52歳)は、給与を支払えるかどうかわからなかった危機のどん底から会社を一変させました。店舗が閉鎖されても従業員に給料を支払い、ウィリアムズ・ソノマ財団は従業員の生活費を支援するために寄付を行いました。また、持続可能性の向上にも尽力しました。2020年には、ポッタリー・バーン・キッズの家具の100%が、化学物質の排出量を厳しく制限した「グリーンガード・ゴールド」認証を取得しました。

ウィリアムズ・ソノマは、2025年までに事業活動をカーボンニュートラルにするという目標を掲げています。また、同社は男女共同参画に関する最も優れた指標を持っています。管理職の64%、取締役会の57%を女性が占めています。

住宅市場が好調で、Eコマースが売上の70%以上を占め、新たなカテゴリーへの進出も計画されている同社は、今後も発展が期待されています。アルバー氏は次のように述べています。「家庭には多くの豊かさがあります。それは建築であり、デザインであり、家族であり、コミュニティなのです」。

クレイグ・アーノルド Craig Arnold

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イートンCEO since 2016

イートンは、過去100年の間に、周期的な工業企業から、世界の電気グリッドの再構成を推進することで成長する企業へと大きく変貌を遂げました。2016年にクレイグ・アーノルド氏(61歳)がCEOに就任してからの過去5年間は、特に顕著な進歩を遂げています。

同氏は、成長の遅い資産を切り離し、約12件の小規模な買収を行い、イートンは自動車の電動化や再生可能エネルギー発電のトレンドから利益を得るための完璧な体制を整えました。

ポートフォリオの再編成により、収益性が向上したイートンのEBITDA(金利・税金・減価償却前利益)マージンは、2021年に18%、2022年に20%になると予想されています。2014年から2016年までの平均は約15%でした。過去5年間の株価のリターンは年率約24%で、S&P500指数の年率平均リターンが18%であるのと比べても遜色ありません。

アーノルド氏はまだ満足していないようです。「私が常に心配していることがあるとすれば、それは自己満足だ」と述べ「より良い会社になるために取り組むべきことが山ほどある」とも付け加えています。

リーダーには多少のパラノイアがあってもいいかもしれませんが、アーノルド氏は楽観的です。「イートンの従業員や投資家にとって、これほど良い時代はない」と同氏は断言しています。

ステファン・バンセル Stéphane Bancel

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モデルナCEO since 2011

10年前、ステファン・バンセル氏がCEOとしてモデルナに着任したとき、彼には1人の従業員と1台のラップトップしかありませんでした。現在、モデルナは、Covid-19ワクチンの成功、800億ドルの市場価値、そしてメッセンジャーRNA技術に基づく有望な未来を手にしています。今や同社は、3倍の歴史を持つ他のバイオテック企業よりも、人々の健康に大きな影響を与えています。

バンセル氏(48歳)は、10年前には、今頃モデルナが製品化されているとは思っていませんでしたし、ましてやバイオテック業界で最大級の企業になっているとは考えてもいませんでした。パンデミックが発生し、それまで初期段階の試験しか行われていなかったmRNA技術を使って、コビッド19ワクチンの製造に挑戦することになったことで全てが変わりました。

「毎日、毎時間が重要だとわかっていたので、みんな信じられないような犠牲を払ってた」とバンセル氏は当時を振り返っています。

6月の時点で、モデルナは米国内だけで2億回以上のワクチンを納入しています。アナリストたちは、今年の同社の売上高は183億ドルになると予想しています。他のワクチンメーカーが低迷する中、モデルナはCovid-19ワクチンメーカーのトップレベルの地位を確立し、他の巨大なヘルスケアニーズに対応するプラットフォームを構築しています。

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