半導体装置メーカー2社に買い推奨

  • 2021年4月2日
  • 2021年4月2日
  • BS余話

需要が急増するなか半導体不足がさけばれている昨今ですが、この状況が半導体装置メーカーに有利に働くと見らています。

バーンスタインのアナリストであるステイシー・ラズゴン氏は3月30日、半導体製造装置メーカーのアプライドマテリアルズ(AMAT)とラム・リサーチ(LRXC)のカバレッジを開始。両社ともに「買い」と格付けしました。

半導体セクター全体と比較して両社のバリュエーションは魅力的とし、アプライド マテリアルズの目標価格を160ドル、ラムの目標価格を700ドルとしています。

予測が難しい半導体セクターですが、装置メーカーは不安定な環境下でも高い収益を上げることができていると同氏は評価しています。

セクター全体の規模が5,000億ドルに拡大したと見られることが追い風で、全体の規模が大きくなったことで、半導体を供給する装置メーカーは強力なリターンを得るために有利な立場にあり、フリーキャッシュフローの水準も高くなっているとのことです。

長期的には、半導体に対する需要がこのセクター全体を順調に成長させると見ており、半導体メーカーは、このペースを維持するために設備投資を増やし続ける必要があるはずだとして、装置メーカーに有利な環境が続くことも予想しています。

また、アプライド マテリアルズは4月6日にアナリストデーを控えており、これが株価上昇のきっかけとなる可能性があるとラズゴン氏は述べています。

ウォールストリートはアプライド マテリアルズに好意的な見方をしており、アナリストの85%が「買い」、12%が「ホールド」と評価しています。平均目標価格は139.64ドルですが、4月1日に急騰して現在の株価は140ドルを超えており、すでに目標を超えています。

ラムもアナリストからポジティブに見られています。同社をカバーしているアナリストのうち、77%が「買い」、19%が「ホールド」としています。平均目標価格は602ドルですが、こちらも4月1日に急騰して現在の株価は630ドルを超えています。

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