ドキュサイン アナリストが買い推奨

大和キャピタルのアナリスト、スティーブン・バーシー氏は3月29日、ドキュサイン(DOCU)のカバレッジを開始し、「買い」のレーティングと239ドルの目標価格を設定しています。

同氏はドキュサインの現在の株価が割高であることは認めながらも、その長期的な成長見通しには強気であるとしています。

電子署名分野の先駆者として、同社は競合他社に対する圧倒的な優位性を効果的に活用しているとし、強力なブランドを構築し、最先端の技術、特許、知的財産の大規模なポートフォリオを蓄積しているとリサーチノートに書いています。

2023年1月期の推定売上高に基づくPSR(株価売上高倍率)が22倍であることは、同業他社と比較して相対的に高いと認識しながらも、同社が業界水準を大幅に上回る収益を上げ、時間の経過とともにPSRを業界平均に近づけていくと考えるとしています。

バーシー氏は、ドキュサインはコアとなる成長技術を持つ企業であり、保有していない人はそのポートフォリオに加えるべきであり、すでに保有している人は買い増しを考えるべきであると主張。

ドキュサインはリモートワークがもたらす利益を享受しており、電子署名、契約管理、監査管理関連製品の需要が高まると考えていることを理由のひとつとしてあげています。

ドキュサインのダン・スプリンガーCEOは、決算報告後のインタビューの中で、パンデミックが事業の成長を加速させたと発言。その事例のひとつとして、遠隔医療などでのデジタル署名の使用拡大をあげています。また、Covid-19に直面して仕事のやり方が変化したことにより、2021年度の成長率が10%ポイント増加したと考えるのが妥当だとも述べています。

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