米国のバイデン大統領は3月11日、新型コロナウイルス感染症COVID-19の影響を受けた米市民への支援を目的とした1兆9000億ドル(約200兆円)規模の新型コロナウイルス経済対策法案に署名し、同法は成立しました。

これにより、年間所得が個人で8万ドル、カップルで16万ドル未満の世帯に1人当たり1400ドル、総額4000億ドルの現金が直接支給されることになりました。

このような状況を受けて、モトリーフールは小切手で手にした現金を使って個別株に投資するなら、どのような株がお奨めか、推奨記事を断続的に掲載しています。この1ヶ月間の記事の中で推奨された12銘柄をピックアップしました。

この1ヶ月間の騰落率をキーにソート。下落幅が大きかった順番に並べています。

会社名ティッカー現在株価(3月19日)前月株価(2月22日)騰落率
テラドックTDOC190.98282.90-32.49%
オクタOKTA213.53281.74-24.21%
レドフィンRDFN72.3895.42-24.15%
シーSE214.90269.00-20.11%
ショッピファイSHOP1120.951382.95-18.95%
トレードデスクTTD733.21895.61-18.13%
クラウドストライクCRWD194.63235.32-17.29%
ペイパルPYPL241.28278.76-13.45%
ブルックフィールド・リニューアブル・エナジー・パートナーズBEP39.6744.83-11.51%
アッヴィABBV103.42106.42-2.82%
バークシャー・ハサウェイBRK-B250.99242.72+3.41%
エンタープライズ・プロダクツ・パートナーズEPD22.4921.67+3.78%

テラドックからペイパルまでは長期金利上昇によるこのところの調整局面で大きく値を下げた高PERのグロース株が並んでいます。1ヶ月前の株価から13〜32%下がっており、その将来性からすると今が買い時として推奨されています(この中で唯一、ペイパルを2度推奨)。

BEPABBVEPDは高配当株としてのお奨め。
BEPは世界でもトップクラスの再生可能エネルギー事業者。現在の配当利回りは約4.8%です。
ABBVは4.7%以上の配当利回りを誇る大手医薬品メーカー。49年連続増配しています。
EPDはエネルギー企業。現在の配当利回り7.6%という驚異的な数字です。

比較的安全な投資で、長期的にはインデックスファンドに勝てるような投資をしたいのであれば、BRK-B(もちろんBRK-AでもOK)が推奨されています。

景気刺激策で得たお金を資産形成のため有効に使おうという趣旨の長期的視野に立った推奨株ですので、投資の参考にされてはいかがでしょう。

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