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BS余話

年末に向けて注目が高まる「タックスロス売り」銘柄7選。相場の歪みをどう活かすか

米投資情報メディア「マーケットウォッチ」 は、毎年恒例となっているタックスロス売りによって割安になっている銘柄が増えていると報じています。タックスロス売りは、保有株の損失を他の利益と相殺するために行われる売却で、毎年10月までに実施されるケースが多く、株価は一時的に下押しされます。 2025年は相場全体が弱い展開となり、通常であれば11月に見られる反発(11月効果)が遅れています。特に、年初来で下 […]

中東がAI覇権へ本気モード:電力インフラが変えるデータセンター戦争

脱石油戦略を進める中東・湾岸諸国が、人工知能(AI)向けのデータセンター整備に本格的に乗り出しています。AIの普及が加速する中で世界的に電力不足が深刻化するなか、エネルギー資源の豊富な地域が主導権を握りつつあります。 AI時代の最大の制約となる「電力不足」 米国をはじめとする主要国では、AI向けデータセンターの新設ペースが電力インフラ整備のスピードを大きく上回っています。高性能GPUを大量に稼働さ […]

AIブームの第2章:次に来るのは「電力インフラ株」の時代

AI市場の拡大とともに、エヌビディア(NVDA)やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)といった半導体株が注目を集め続けています。しかし、AIが急成長するほど存在感を増している課題があります。それが「電力不足」です。AIデータセンターが必要とする電力は膨大で、すでに米国では供給が追いつかないケースが増えています。 米投資情報誌バロンズ(Barron’s)は、2025年11月14日付の記事で、 […]

レアアース覇権争いの中心へ:MPマテリアルズに起きている変化

レアアース大手のMPマテリアルズ(MP)の株価は、直近1か月で42%下落した一方、年初来では269%上昇しています。これほど激しい値動きが続く背景には、同社が中国との地政学リスクの影響を強く受ける事業を展開している状況があります。 中国がレアアースの輸出規制を示唆した10月初旬には株価が急騰し、その後、米中間の緊張がやわらいだことで押し戻されました。この動きから、レアアース市場が依然として中国の発 […]

マイクロン株に再評価の波:モルガン・スタンレーが“トップピック”に選んだ本当の理由

米メディア「マーケットウォッチ」がマイクロン・テクノロジー(MU)に関する以下の情報を報じています。 分析と考察:マイクロンの“再評価”が進む根本要因とは? マイクロンがモルガン・スタンレーの“トップピック”に選ばれるのは、単なる業績回復やサイクル要因ではありません。今回の評価ポイントは、AI時代における「メモリ市場の構造変化」です。 DRAM価格の上昇は一時的ではない DRAMのスポット価格はす […]

サークル株に強気評価。J.P.モルガンが目標株価を引き上げた理由とは?

米投資情報誌「バロンズ」がサークル・インターネット・グループ(CRCL)に関する以下のニュースを報じています。 分析と考察 USDCの「オンプラットフォーム残高急増」は何を意味するのか? 今回最も注目すべきは、USDCのオンプラットフォーム残高が11億ドル → 91億ドルと8倍以上に跳ね上がった点です。この数字は、単純な発行量増ではなく、「金融機関・大手パートナーの内部でUSDCが本格的に使われ始 […]

AI電力戦争の新局面:投資家が次に注目すべき「オンサイト発電」とは?

AI投資といえば、多くの投資家がまずエヌビディア(NVDA)のようなGPUメーカーを思い浮かべます。しかし、どれほど強力なGPUがあっても、それを動かす電力がなければAIは機能しません。現在、AIデータセンターの電力需要が従来の送電網のキャパシティを急速に上回りつつあり、電力不足が大きな制約となっています。 その中で注目されているのが、送電網の外側、つまりデータセンターの敷地内で電力を自給自足する […]

シスコ決算、AIインフラ需要が牽引 ガイダンスも予想超えで株価上昇

ネットワーク機器大手のシスコ・システムズ(CSCO)が、11月12日に2026年度第1四半期(8-10月期)決算を発表しました。 市場の注目が集まる中、結果は売上高・EPSともに市場予想を上回る好調な内容となりました。さらに、今後の業績見通し(ガイダンス)も市場予想を上回り、株価は時間外取引で上昇しています。 今回の決算のポイントと、なぜシスコが好調なのかを分析します。 注目すべき決算数値(202 […]

オクロ株が上昇した意外な理由――「赤字拡大」でも市場が評価したポイント

米次世代原子力スタートアップのオクロ(OKLO)が発表した第3四半期決算は、赤字幅の拡大という一見ネガティブな内容でした。しかし、株価は発表翌日の11月12日の米国市場で6.7%上昇し、110ドル台を回復しました。売上ゼロ、純損失2,970万ドルという数字にもかかわらず、市場が前向きに反応した背景には何があるのでしょうか。 (出典:Barron’s “Oklo’s Loss Got Bigger. […]

サークル株が急落 好決算でも売られた3つの理由

暗号資産関連銘柄のサークル・インターネット・グループ(CRCL)の株価が11月12日の米国市場で急落しました。第3四半期の決算は市場予想を大きく上回りましたが、同時に発表された2025年の経費見通しやロックアップ解除の可能性が投資家心理を冷やしています。 予想を上回る決算内容 サークルは第3四半期の1株当たり利益が64セント、売上が7億3980万ドルと発表しました。ウォール街の予想(EPS 0.2 […]

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幸せな生活作りのための米国株投資。
老後資産形成のための試行錯誤の日々を報告していきます。
皆様の参考になれば幸いです。

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