エヌビディアなど14銘柄!プロが選ぶ「不当に売られた」優良ハイテク株リスト

ハイテク株市場に調整の波が訪れていますが、これは投資家にとって絶好の仕込み時となる可能性があります。最新の市場データとアナリストの見解に基づき、現在のハイテク株、特にサイバーセキュリティ銘柄の投資価値を分析します。

ハイテク株指数の下落と期待値の調整

現在、ハイテク株の代表的な指標であるステート・ストリート・テクノロジー・セレクト・セクター SPDR ETF(XLK)は、2025年10月下旬に記録した最高値から約5%下落しています。

この数字だけを見ると市場の冷え込みを感じるかもしれませんが、重要なのは企業の稼ぐ力である利益予想と株価の乖離です。シーポート・リサーチ・パートナーズのチーフ・エクイティ・ストラテジストであるジョナサン・ゴラブ氏は、アナリストが利益予想を引き上げているにもかかわらず、株価が不当に下落している銘柄に注目しています。つまり、企業のファンダメンタルズは強化されているのに、投資家の利益確定売りや一時的な懸念によって価格が下がっている状態といえます。

ジョナサン・ゴラブ氏が選定した「不当に下落した」14銘柄

ゴラブ氏は、利益見通しが改善している一方で、株価が魅力的な水準まで調整した銘柄として以下のリストを提示しています。

エヌビディア(NVDA)
ブロードコム(AVGO)
ケイデンス・デザイン・システムズ(CDNS)
デル・テクノロジーズ(DELL)
オラクル(ORCL)
マイクロソフト(MSFT)
パランティア・テクノロジーズ(PLTR)
ドキュサイン(DOCU)
ドロップボックス(DBX)
クラウドフレア(NET)
フォーティネット(FTNT)
オートデスク(ADSK)
マッチ・グループ(MTCH)
Zスケーラー(ZS)

これらの企業の多くはAIインフラの拡大やソフトウェアの高度化という恩恵を直接受ける立場にあり、利益成長の裏付けがある中でバリュエーションが低下しています。

Zスケーラーに見る成長ポテンシャル

特に注目すべきは、サイバーセキュリティのZスケーラーです。株価は直近3ヶ月で約30%下落していますが、一方でアナリストによる2026年の利益予測は、過去3ヶ月で3%強も上方修正されています。株価が下がり、利益予想が上がるという現象は、投資尺度である予想P/E(株価収益率)を急速に低下させ、割高感を解消させる要因となります。

サイバーセキュリティ業界全体は、2034年まで年間14%の成長が見込まれる有望な市場です。その中でZスケーラーは、今年の売上高が前年比20%増の約36億ドルに達すると予測されています。業界平均を大きく上回る成長率は、Zスケーラーが競合からシェアを奪っている証拠とも捉えられます。また、 ファクトセットのデータによれば、同社は過去20四半期にわたり、一度も欠かさず市場の利益予想を上回ってきました。この実行力の高さは、不透明な市場において強力な信頼の裏付けになります。

バリュエーションの再評価と他社比較

現在の調整により、Zスケーラーのバリュエーションは魅力的な水準にあります。予想P/Eは直近の決算前の74倍から、現在は54倍まで低下しました。

他社の予想P/Eと比較すると、クラウドストライク(CRWD)が97倍、フォーティネットが26倍となっています。クラウドストライクが極めて高い評価を受けていることを考えると、54倍という数値は、Zスケーラーの20%という成長率を考慮すれば、適正なエントリーポイントに近づいていると考えられます。

結論:調整局面における優良銘柄の選別

ハイテク株全体が約5%調整している現在は、利益予想が伸びているにもかかわらず、株価だけが連れ安している銘柄を拾い上げる好機です。特に今回リストアップされた企業や、業界平均を上回る成長見通しを持つZスケーラーのような銘柄は、長期的なポートフォリオの主軸として検討する価値があります。

情報ソース: Barron’s: “Nvidia and 13 More Tech Stocks to Buy on the Dip” (By Jacob Sonenshine, Jan. 9, 2026)

※本記事は情報の提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。

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