エヌビディア、第2四半期決算で市場予想を大幅に上回る!データセンター事業が牽引

エヌビディア(NVDA)は8月28日、2024年第2四半期決算を発表し、売上高と利益の両方で市場予想を大幅に上回る結果となりました。

売上高と利益が予想を超える結果に

エヌビディアは、第2四半期において売上高300億ドル、調整後の1株当たり利益(EPS)を0.68ドルと報告しました。これは、アナリストらが予想していたEPS0.64ドル、売上高288億ドルをそれぞれ上回る結果です。前年同期比で見ると、売上高は122%の増加、利益は168%の増加を記録しています。

第3四半期の見通しも好調

さらに、エヌビディアは第3四半期の売上高見通しを325億ドル±2%と発表し、市場予想の319億ドルを上回る見通しを示しました。これにより、同社の業績は引き続き高成長が期待されるものとなっています。

データセンター事業が業績を牽引

エヌビディアの好調な業績を支えているのは、データセンター事業です。同四半期のデータセンター部門の収益は263億ドルに達し、ウォール街が予測していた250億ドルを超えました。前年同期の売上103億ドルから154%もの増加を遂げており、エヌビディアの成長を大きく牽引しています。

次世代Blackwellチップに期待

エヌビディアのCEOであるジェンスン・フアン氏は、次世代Blackwellチップへの期待が「非常に大きい」と述べており、同社の技術革新への自信を示しています。同社のCFOであるコレット・クレス氏も、Blackwellチップの生産が第4四半期に開始され、2026年度まで継続する予定であると発表しました。また、第4四半期にはBlackwellの売上として数十億ドルの出荷が見込まれるとしています。

自社株買い戻し計画の増額発表

エヌビディアはまた、500億ドルの自社株買い戻し承認枠の増額を発表しました。四半期末には既存の承認枠に75億ドルが残っていたことから、さらなる株価上昇が期待されています。

ゲーム部門も好調を維持

かつてのエヌビディアの稼ぎ頭であったゲーム部門も、前年比16%増の28億ドルの売上を記録し、依然として好調を維持しています。

まとめ

エヌビディアは、第2四半期の好調な業績と第3四半期の明るい見通しを発表し、引き続き市場での存在感を示しました。データセンター事業の成長が同社を支えており、次世代チップであるBlackwellへの期待も高まっています。

*過去記事はこちら  エヌビディアNVDA

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