アップル×アルファベット:次世代AI搭載への野心的な一歩

アップル(AAPL)アルファベット(GOOGL)は、テック業界の巨人としてその名を馳せていますが、この度彼らはさらなる高みを目指し、AI技術の分野での協力を深めようとしています。ブルームバーグの報道によると、アップルはアルファベットの大規模言語モデル「Gemini」をiPhone向けの新AI機能に搭載することについて話し合いを進めているとのことです。この動きは、両社が政府の独占禁止法規制当局の監視の目を意識しながらも、技術革新の限界を押し広げようとする意志を示しています。

アップルとグーグルの長年のパートナーシップ

アップルとグーグルは長年にわたり協力関係を築いてきました。アルファベットはアップルに年間数十億ドルを支払い、iPhoneとSafariブラウザのデフォルト検索エンジンとなっています。この歴史的な関係は、両社が今回のような野心的なプロジェクトで手を組む土壌を提供しています。

反トラスト法訴訟への影響

司法省は、アルファベットがインターネット検索市場で反競争的な手法を用いていると主張し、その支配を維持しているとして、アルファベットに焦点を当てた反トラスト法訴訟を提起しています。アップルとアルファベットの新たな提携は、このような訴訟の中で両社の検索取引に注目が集まる可能性がありますが、同時にAI技術にその関係を広げることは新たな競争力の源泉になると予想されます。

投資家の反応

3月18日の市場では一時、アップルが3%高、アルファベットが8%高と株価が上昇したことからも、投資家たちはこの提携の可能性を高く評価していることがわかります。アルファベットにとっては、GeminiがOpenAIなどの競合他社に対する優位性を確保する機会となり、アップルにとってはAI技術の分野での競争力を高めることが期待されます。

アップルのAI技術への野心

アップルは、独自の大規模言語モデル「MM1」に関する論文を発表するなど、AI技術の開発に積極的です。この論文は、アップルがAI機能をソフトウェアおよびハードウェア製品に組み込むための複数の選択肢を追求していることを示しています。アップルとアルファベットの提携は、アップルが自社の技術開発を加速しながら市場への導入時間を短縮する戦略としても機能すると思われます。

まとめ

アップルとアルファベットによる新たなAI技術への提携は、技術革新の限界を押し広げ、消費者にとって魅力的な新機能を提供する可能性を秘めています。同時に、反トラスト法訴訟などの規制上の課題に直面しながらも、両社は技術業界のリーダーとしての地位をさらに強化しようとしています。この提携が、AI技術の将来にどのような影響を与えるかは時間とともに明らかになると思われます。

*過去記事はこちら アップル AAPL アルファベット GOOGL

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